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ロールス・ロイスとベントレーが何百台も集結! 16世紀の英国バーリー・ハウスに4つのラインアップのビスポークモデルが展示されました

投稿日:

TEXT: AMW  PHOTO: Rolls-Royce Motor Cars

  • ロールス・ロイス スペクター:ツートーン・エクステリアは、下部のモルガナイトと上部のガンメタのコントラストで構成される
  • 南米の熱帯地方からインスピレーションを受けているスペクター エスカピズム
  • 南米の熱帯地方からインスピレーションを受けているスペクター エスカピズム
  • ロールス・ロイス ファントム シリーズII
  • ロールス・ロイス ファントム シリーズII
  • ファントム エクステンデッド マグネティズム:ロールス・ロイスの最高峰モデルを現代的に解釈したモデルのファントム エクステンデッド マグネティズム
  • ファントム エクステンデッド マグネティズムのボデイはカラ・ルナ・サンドとカビラ・ブルーの2トーンで仕上げられる
  • ロールス・ロイス創業120周年にちなんだ120台の限定モデルであるゴースト・プリズム
  • ソリッドなフォルムと鮮やかな色彩のコントラストが、ゴースト・プリズムの名前の由来
  • ロールス・ロイス ブラックバッジ・ゴーストの正面
  • ロールス・ロイス ブラックバッジ・ゴーストのフロントスタイリング
  • フィリピンのボラカイ島に沈む夕日からインスピレーションを得ているゴースト エクステンデッド エクスプレッショニズム
  • 手描きのライムグリーンのコーチラインがアクセントとなるゴースト エクステンデッド エクスプレッショニズム
  • ロールス・ロイス カリナン シリーズII:エクステリアデザインからインテリアの細部に至るまで、緻密な計算のもとアップデートされた
  • ロールス・ロイス ブラックバッジ カリナン シリーズII:ブラックバッジ カリナン シリーズIIの特徴は、インパクトのあるフロントエンドの存在感である
  • 進化した分身、ロールス・ロイス ブラックバッジ カリナン シリーズIIが発表された
  • ロールス・ロイス カリナン シリーズII:細部に至るまでカスタマーのニーズをカバーすべく研究がしつくされ、緻密な計算のもとアップデートされた
  • ロールス・ロイス カリナン シリーズII:カリナンは並外れた成功を収め、世界中のあらゆる地域の顧客から信じられないほど好意的に受け入れられている
  • ロールス・ロイス・スペクター:ロールス・ロイス・エンスージアスト・クラブ(RREC)の年次ラリーとコンクール・デレガンスに参加した。英国リンカンシャーの、バーリー・ハウスの前で

ロールス・ロイス、世界中のエンスージアストとともにラリーを開催

1957年に設立されたRREC(ロールス・ロイス・エンスージアスト・クラブ)は、ロールス・ロイスの愛好家、オーナー、そして「世界最高のクルマ」を創造したサー・ヘンリー・ロイス、チャールズ・スチュワート・ロールズ、そして彼らの著名な同僚や後継者たちの人生と作品に純粋な興味を持つ人のための国際的なクラブです。このクラブの年次ラリーに4つのラインアップのビスポークモデルが展示されました。それぞれのモデルを紹介します。

手作業で製造されているビスポークモデルがバーリーハウスの前に展示

ロールス・ロイス・モーター・カーズは創立120周年を迎えるこの年、ロールス・ロイス・エンスージアスト・クラブ(RREC)が2024年6月21〜23日にリンカンシャーのバーリー・ハウスで開催した年次ラリーとコンクール・デレガンスに参加した。

このイベントは、歴史的なロールス・ロイスモデルとそのオーナー、愛好家たちが毎年集う世界最大のイベントであり、自動車イベントの中でも最も華やかで壮観なもののひとつとされている。何百台ものロールス・ロイスとベントレーが、16世紀に建てられた英国で最も立派な大邸宅のひとつであるバーリーハウスの前に展示される。

1世紀以上にわたる歴史的な自動車が並ぶ中、ロールス・ロイス・モーター・カーズは、グッドウッドにあるロールス・ロイスの本拠地で設計され、手作業で製造されている「ファントム」、「スペクター」、「ゴースト」、「カリナン」のすべてのモデルファミリーのビスポークモデルを展示した。

1900年にチャールズ・ロールズ卿は

「電気自動車は完全にノイズレスでクリーンだ。匂いも振動もない。固定された充電ステーションが整備されれば、非常に便利になるはずだ」

と述べている。 今回のRRECラリーで展示されたロールス・ロイスの現行車の全ラインアップは以下の通りである。

ファントム

ブランドの頂点に立つ製品で、サファイアガンメタルにペイントされたボディ、22インチの鍛造ブラックペイントディスクホイールに手描きのピオニーピンクのシングルコーチラインとホイールセンターピンストライプが施される。インテリアはネイビーブルーのメインレザーとピオニーピンクのセカンダリーレザー、ピアノホワイトのウッドパネルとネイビーブルーのカーペットでトリミングされている。スターライトヘッドライナーには「シューティングスター」の機能があり、ファイバーオプティックの「星」が順次点灯して夜空を横切る流星のような効果を生み出す。

ゴースト

ゴーストのデザインチームは、コーチラインのないビスポークのヴェルデ・エルメス・エクステリア仕上げを選択した。インテリアは、ハバナをセカンダリーカラーとするタンレザーでトリミングされ、ダークアンバーのウッドパネル、ダークスパイスのカーペットとフットマットで引き立てられている。ゴーストには、人気上昇中のビスポークオプションである「流れ星」スターライトヘッドライナーも装備されている。

カリナン

「SUVのロールス・ロイス」のエクステリアはモンテベルデで、パノラミック・ガラス・サンルーフが装備されている。インテリアはシーシェルのプライマリーレザーとタンのセカンダリーレザーで構成され、対照的なブラックのカーペットとフットマットがあしらわれている。ドアライニングとヘッドレストには「ダブルR」ロゴのエンボス加工が施されている。ラウンジシートは、リアキャビンで3人が快適に過ごせるように設計されている。

スペクター

スペクターのツートーン・エクステリアは、下部のモルガナイトと上部のガンメタのコントラストで構成される。イルミネーション・グリルとアップライトされたスピリット・オブ・エクスタシーのマスコットは、このクルマのオールエレクトリック・パワートレインと調和している。印象的で複雑なインテリア・パレットは、グレースホワイトのプライマリーレザーで構成され、アーデントレッドのセカンダリーカラーはカーペットにも広がり、シートのパイピングにはピオニーピンクが使われている。ウッドパネルはオープンポアのチューダーオークで、カナデルのドアライニングが施されている。

AMWノミカタ

今回のRRECのイベントにロールス・ロイス社は4台のビスポークモデルを展示した。リリースで公開されている写真は1枚だけなので残りの3台がどのような仕様なのか文字だけで想像するのは難しい。

ロールス・ロイスのホームページには「コミッショニング」と呼ばれるコンフィグレーターがある。ぜひここを訪れて同じような仕様を作ってみてほしい。

サイトに入るとまずは、カラーバリエーションとオプションの量に圧倒される。スペクターではエクステリアカラーは数えると標準で74色あった。インテリアやオプションを含めればここでシミュレーションできるだけでも無限の組み合わせがあるように感じる。当然これに飽きたらない人はビスポークでクルマを作ることができるが、一体これらの組み合わせに何が足りないと言うのであろうか。そして言うまでもなく画像は実にリアルで、これはまさに「コンフィグレーター界のロールス・ロイス」である。購入の初期段階であるコンフィグレーターから早くもロールス・ロイスの特別な体験が味わえる。

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