特別なハードコアモデル「ヴァリアント」が登場
2024年6月26日(水)にアストンマーティンから興味深い限定モデル、その名も「ヴァリアント」が発表されました。いわく「並外れた希少性と存在感、力強さを備え、サーキットに特化した公道走行可能な超エクスクルーシブなスペシャルエディション」。しかもその発端は、あのフェルディナンド・アロンソ選手のアイデアに基づくものだといいます。
現役レジェンド、フェルナンド・アロンソ選手の描いたコンセプトとは
アストンマーティンの新たなリミテッドエディション「ヴァリアント」は、同社のビスポーク部門である「Q by Aston Martin」が手がけた、数々の並外れたプロジェクトの最新作。2023年8月に北米カリフォルニア州の「モントレー・カー・ウィーク」にて発表され、アストンマーティン創業110周年記念モデルとして110台が生産された「ヴァラ(Valour)」をベースとする。
そしてもっとも注目すべきは、ヴァリアントのプロジェクトが「アストンマーティン・アラムコF1チーム」のドライバーである現役のレジェンド、フェルナンド・アロンソ選手の個人的な依頼からスタートしたものであるということ。彼のF1における23年のキャリアと限界ドライビングへの情熱からインスピレーションを得たのち、Q by Aston Martinのエキスパートによって慎重にデザイン・製作された限定版スペシャルとして、ヴァリアントが誕生したのだ。
限界までドライビングすることへの情熱から生まれた
アロンソ選手は、新生ヴァリアントの誕生を告げるプレスリリース内で、以下のように語っている。
「ヴァラは、アストンマーティンの110周年を記念するに相応しい壮大なスポーツカーとなりましたが、さらにサーキットにフォーカスしながら、オンロードでのスリリングなドライブを提供する、レースカーにインスパイアされたより過激なバージョンを作りたいと私を奮い立たせました。ヴァリアントは、限界までドライビングすることへの情熱から生まれたもので、デザインとテクノロジーの両面でQ by Aston Martinのチームと緊密に協力し、傑作を作り上げることができたと確信しています」
ヴァリアントは究極のハイパーカー「ヴァルキリー」、アストンマーティンでもっとも人気の高いスポーツカー「ヴァンテージ」とレーシングモデルである「ヴァンテージGT3」、そしてミッドシップエンジンスーパーカー「ヴァルハラ」など、オンロードとサーキットの両方で真のドライビングの楽しみを提供する、アストンマーティンの強力な系譜を受け継いでいるとアピールされている。
ヴァラおよびヴァリアントは、アストンマーティンの遺産からインスピレーションを得て、デザインへと取り入れるいっぽうで、クラス最高のパワーとドライビングダイナミクス、最先端のテクノロジーを提供するアストンマーティン最新のパフォーマンスを確実に身に着けている。