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在庫限り! フィアット「500/500C」とアバルト「F595/695」の日本国内販売が終了間近…欲しい人は迷っている暇はありません!

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TEXT: iconic  PHOTO: Stellantis Japan

  • フィアット 500:日本には2008年に導入された
  • フィアット 500:アルミの15インチホイールを装着する
  • フィアット 500e:2022年に日本に導入されたBEV。前輪駆動の最高出力87kW(118ps)、最大トルク220Nmを発揮するモーターを搭載する
  • アバルト F595C:正規ディーラーの取り扱い在庫がなくなり次第、国内での販売は終了となる
  • アバルト 500e:最高出力114kW(155ps)、最大トルク235Nmのモーターでフロントを駆動させるハイパフォーマンスモデル
  • アバルト 500:500ベースのアバルトモデルの累計販売台数は約2万8000台にもおよぶ
  • アバルトは創設75周年の節目にガソリンエンジン搭載モデルの日本向け生産を終了する
  • フィアット 500C:オープントップバージョン。ソフトトップのカラーは選択可能
  • フィアット 500:国内累計販売台数åは約13万台を記録した

フィアット「500」と「500C」の日本向けモデルが生産終了

ステランティス ジャパンがフィアットの人気コンパクトハッチバック「500」と同車のオープントップバージョン「500C」の日本向けモデルの生産を2024年5月で終了したと発表しました。これにより、正規ディーラーの取り扱い在庫がなくなり次第、国内での販売は終了となります。この生産終了は、ステランティス グループのグローバル戦略の柱となる電動化推進によるものです。

国内累計販売台数は約13万台を記録した

フィアット「500」は1957年に登場した不朽の名作である2代目「500(チンクエチェント)」、通称「ヌォーヴァ500」の系譜を継ぐ21世紀のコンパクトカーとして、ヌォーヴァ500誕生からちょうど50年後の2007年にイタリア本国で発表された。

ロベルト・ジョリートがデザインを手がけ、2代目500のデザインを引き継いだ、かわいらしいスタイルに仕立てられている。たとえば、リアエンジンのためにフロントグリルがなかった2代目と同様にするため、わざわざフロントバンパーの下からエアを吸い込む形状にしたほどだった(2010年のマイナーチェンジでフロントマスクが変更されているが)。

21世紀版「500」は日本にも2008年に導入され、瞬く間に人気モデルに。2010年には2気筒エンジン「ツインエア」の導入や、2011年に発表されたグッチとのコラボレーションモデルをはじめとした多彩な特別仕様車が登場し、国内累計販売台数は約13万台を記録している。さらに2008年には復活した名門チューニングブランド「アバルト」の第2弾として「アバルト500」が登場し、国内にも2009年に導入され話題を呼んだ(アバルト版はのちに「595」、「695」へと発展)。

なお、2022年に日本に導入されたBEV(電動自動車)のフィアット「500e」は販売を継続する。全長で+60mm、全幅+60mm、ホイールベース+20mm拡大と、ガソリンエンジンモデルより大きくなり、前輪駆動の最高出力87kW(118ps)、最大トルク220Nmを発揮するモーターを搭載する。また42kWhのリチウムイオンバッテリーを床下に備え、一充電航続距離を335kmとしている。

アバルト「F595」と「695」も日本向けモデルの生産終了

アバルトもガソリンエンジンモデル「F595」と「695」の日本向け生産が、2024年5月で終了したことを発表。この2車種も正規ディーラーの取り扱い在庫がなくなり次第、国内での販売は終了となる。2009年より販売されてきたホットハッチは40〜50代のユーザーを中心に人気を博し、2022年には日本が年間販売台数で世界一を記録するほどで、500ベースのアバルトモデルの累計販売台数は約2万8000台にもおよぶという。

創業75周年を迎えた2024年後半からは、2023年に登場したBEVのアバルト「500e」のみ継続する。最高出力114kW(155ps)、最大トルク235Nmを発揮するハイパフォーマンスモデルは、アバルトの象徴であるレコードモンツァのサウンドを忠実に再現したサウンドシステム「サウンドジェネレーター」を搭載し、コクピットに「アバルトサウンド」を轟かせるという。

>>>フィアット&アバルトの専門誌「FIAT & ABARTH fan-BOOK」のvol.8はこちら

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