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エアコンが効かない!? 本格的な猛暑の前に点検と整備をしたほうがいい理由とは? 効きが悪いまま使い続けると最悪の結果に…

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TEXT: 藤田竜太(FUJITA Ryuta)  PHOTO: AMW/藤田竜太(Fujita Ryuta)/photo AC

簡易な点検なら、無料もしくは数千円でできる

エアコンが効かない原因には冷媒ガスのリークのほか、コンプレッサーの故障やエバポレーターなどの疑いもあるので、効きが悪いと感じたら、とりあえず専門店で点検を受けるのが一番だ。その専門店というのは、エアコンに強い電装屋のこと。

自動車専門の電装屋はどの街にも必ず数軒はあるため、そこに相談してみるといい。20〜30分の簡易な点検なら、無料もしくは数千円と安価な設定が多いので、これを活用するのがベスト。

そして微量な冷媒ガスのリークなら、エアコンガスクリーニングで対処するのがいいかもしれない。これは冷媒ガスを真空引きしたあと、エアコン内部の水分や不純物を取り除き、再度冷媒ガスとエアコンコンプレッサーオイルも充填するサービス。カー用品店などでも行っていて、費用は1万円前後となる。

このコンプレッサーオイルの充填がひとつのキモで、冷媒ガスが漏れると、コンプレッサーオイルも一緒に漏れる。そのため、ガスがリークしたエアコンをそのまま使っていると、コンプレッサーが焼き付いて、さらに大事になることが多いので、早期の点検が重要だ。そして簡易点検以上の本格的な点検となると、2~3万円コースになる。

ここがひとつの分かれ目で、簡易点検+エアコンガスクリーニングで、とりあえず、ワンシーズン乗り切るか。それとも、あと4~5年乗ることを考えて、本格的な点検修理を依頼するかよく考えて行動しよう。一番ダメなのは、効きが悪いまま使い続けること(コンプレッサーの焼き付きなど、悪化する可能性が大)で、次が冷媒ガスの圧力だけ測って、安易に冷媒ガスを追加補充すること。

エアコンが不調なときは、早めに専門店に相談し、ガスリークテスターなどで点検してもらうのが最適解だ。

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  • モータリング ライター。現在の愛車:日産スカイラインGT-R(R32)/ユーノス・ロードスター(NA6)。物心が付いたときからクルマ好き。小・中学生時代はラジコンに夢中になり、大学3年生から自動車専門誌の編集部に出入りして、そのまま編集部に就職。20代半ばで、編集部を“卒業”し、モータリング ライターとして独立。90年代は積極的にレースに参戦し、入賞経験多数。特技は、少林寺拳法。
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