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ホンダ「バラードスポーツCR-X」を「無限CR-X PRO」仕様に! 16年間所有した愛車は「2年後には息子に譲る予定です」

ホンダ バラードスポーツCR-X:無限CR-X PROのエアロパーツをセット

16年間バラードスポーツCR-Xを所有

「2人のFFライトウェイトスポーツ」というCMのキャッチフレーズで、1983年に登場したホンダ「バラードスポーツCR-X」。埼玉県・朝霞市で2024年4月28日(日)に開催された「第3回ホンダクラシックミーティング in 朝霞の森」に参加していた奈良英文さんのバラードスポーツCR-Xは、「無限CR-X PRO」仕様のこだわりが詰まった1台です。

ノーマル状態で購入し、部品取り車からパーツをゲット

奈良英文さんは若い頃に乗っていた懐かしさと、我が子が生まれた記念として、16年ほど前に1987年式のホンダ「バラードスポーツCR-X」を入手した。近年はヤングタイマー(1980~90年代登場車両)の中古車相場の上昇が続いているが、当時はまだ安く購入できたという。購入時はノーマルルックだったが、ヤフオクで部品取り用として出品されていたCR-Xのエアロパーツのみを入手し、九州から東北の自宅まで郵送してもらうことに。

「そのあとはクルマ屋さんに頼んで無限のエアロパーツを付けてもらいました。クルマ屋さんで4年ほど寝かせていた期間があり、16年所有してますが車検を受けたのは今回で3回目なんです。車検切れで観賞用というか、オブジェ的な時期もありましたね」

「無限CR-X PRO」のフルエアロをセット

奈良さんが手間をかけて九州から取り寄せたのは、CR-Xが現役時代に「無限CR-X PRO」という名称でリリースされていたアフターパーツだ。当初装着したパーツ構成は、フェンダー類と前後バンパー、それにサイドパネル。リアフェンダーなどは欠損した部分を含めて成形し、パテ埋めするなど手間がかけられている。ただしリアスポイラーに関しては状態が良くなかったので、知り合いがFRPで製作したものを装着している。

足元にはエアロパーツとは別に購入した無限CF-48ホイールを装着し、フロントウインドウやリアガーニッシュのロゴは奈良さん自身が製作したもの。マフラーは無限のレプリカだが、無限のものを分解して同じように製作した方から譲ってもらったものだという。そのほかはビルシュタインの足まわり、追加メーター、ホンダ「インテグラタイプR」用のシート、スズキ「アルト」用のサイドマーカーなどを追加している。

壊さないように末永く乗っていきたい

16年間バラードスポーツCR-Xを所有している奈良さん。お子さんが現在16歳なのであと2年たったら譲ろうと思っているそうだが、これまで何か大きなトラブルなどはなかったのだろうか?

「幸いなことに買ってから大きなトラブルは全然ないですね。ノートラブルで、あまりネタになるようなものがないんですよ。今のクルマとは違っていろいろなところから音がしたり、エアコンが効かなくなったりしますけど、東北で乗る分には何とかなります。だけど、部品もそんなに出てこないので、スピードは出さないようにして、壊さないように末永く乗っていきたいですね」

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