ロータスがレッドドット・デザイン賞を2つ受賞
毎年恒例のレッドドット・デザイン・アワードで2024年、次世代EVであるハイパーSUV「エレトレ」とハイパーGT「エメヤ」の2モデルがプロダクトデザイン部門で受賞しました。このプロダクトデザイン賞は51の分野に分かれますが、自動車&オートバイ分野の中では合計45モデルが受賞し、その中でもエレトレとエメヤの属する電気自動車部門は12モデルが受賞するなど、電気自動車への注目が高まっています。
卓越したデザイン品質が讃えられての受賞
ロータスは、次世代ハイパー電気自動車であるハイパーSUV「エレトレ」とハイパーGT「エメヤ」のプロダクトデザイン部門で2つのレッドドット賞を受賞した。
毎年恒例のレッドドット・デザイン・アワードのプロダクトデザイン賞は、世界最大のクリエイティブコンペティションのひとつとして世界的に認知されている。この賞は、美しさ、機能性、スマートさ、革新性を含む4つの基本原則に基づき、卓越したデザイン品質を讃えるものである。
両モデルは、ロータスの76年にわたる英国スポーツカーの豊かな伝統とエンジニアリングを新たな車両セグメントにもたらしたとして、39人の一流のデザイン専門家からなる審査員によって高く評価された。エレトレとエメヤは、ロータスが誇るダイナミックなパフォーマンスと、世界クラスの洗練されたテクノロジーと快適性を融合させた、新しいタイプのハイパーライフスタイル電気自動車である。これによって、ロータスはドライバーに、運転が楽しく、多用途で実用的な電気自動車を提供する。
ロータスグループのデザイン担当副社長であるベン・ペインは次のように述べた。
「エレトレとエメヤは、ロータスのDNAである、生の感情、パフォーマンス、洗練されたデザインを体現している。我々は今、会社の歴史において変革の時期にある。規模を拡大する中で、レッドドットによって最優秀製品デザインとして世界的に認められたことは、非常に名誉なことであり、チームのクリエイティブスピリットの証でもある」
エレトレは2022年に初めて発売され、『GQ』誌のSUVオブ・ザ・イヤー2023や、エメヤにも搭載されているHyperOSインフォテインメントシステムのiFデザイン賞2024など、複数の賞を受賞している。
AMWノミカタ
このレッドドット・デザイン・アワードは日本では聞き馴染みがないが、1955年に初めて審査委員会が開催され60年以上の歴史を持つ国際的な賞である。デザインを通じてビジネス活動を際立たせたいと願うすべての人々を参加の対象としている。
今回受賞した電気自動車の顔ぶれは、ボルボ「EX30」やプジョー「E-3008」など馴染みのブランドはわずかで、中国のIM「LS6」、ジーリーの「ギャラクシーE8」、Avatr「11/12」、ジーカー「007」、韓国のKIA「EV9」、スペインのクプラ「タバスキャン」など、新興メーカーの勢いが強い。そしてデザイン賞を受賞するだけのことはあり、どのモデルも斬新で美しくかっこいい。既存の自動車メーカーにはもう少し頑張ってほしいと思うところだが、美しさにこだわるロータスの2モデルがこの賞で評価されたことはとても喜ばしい。