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息子はTVR「タスカン」父はロータス「エラン」乗り…少年時代にゲームで知った憧れのクルマを手に入れて、親子で英国製スポーツカーを楽しんでます!

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TEXT: 長尾 循(NAGAO Jun)  PHOTO: 長尾 循(NAGAO Jun)

親子で英国製スポーツカーを楽しむ

前衛的で有機的なデザインに、自社開発のエンジンを搭載した高価格スポーツカーと聞けばずいぶん立派でオトナな印象だが、もともとTVRはクルマ好きのトレバー・ウィルキンソン青年が「スポーツカーはパワーがあって軽けりゃいいんだ」とばかりに作り上げた硬派なクラブマン・レーサーがそのルーツ。そのワイルドなDNAはこのタスカンにも十分受け継がれていた。

「出先でクラッチが切れなくなって、その原因はクラッチのダイヤフラム・スプリングが無くなっちゃってたこと。まぁこれって“TVRあるある”らしいんですけど」

と笑顔で語るオーナーだった。

なかなか肝の据わったスポーツカー乗りであらせられると感心していると、「お、雑誌の取材?」と、小島彬彦さんに声をかける御仁が。そちらを振り返って見ればロータスのFF「エラン」に乗ってイベントに参加されていたもう1人の小島さん。

「息子がお世話になっています……あ、父です」

あ、そういうことでしたか。イベントやツーリング、親子でネオクラシック世代の英国製スポーツカーを楽しむ素敵な関係。羨まし。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを一冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら

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  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 長尾 循(NAGAO Jun)
  • 1962年生まれ。デザイン専門学校を卒業後、エディトリアル・デザイナーとしてバブル景気前夜の雑誌業界に潜り込む。その後クルマの模型専門誌、自動車趣味誌の編集長を経て2022年に定年退職。現在はフリーランスの編集者&ライター、さらには趣味が高じて模型誌の作例制作なども手掛ける。かつて所有していたクラシック・ミニや二輪は全て手放したが、1985年に個人売買で手に入れた中古のケーターハム・スーパーセブンだけは、40年近く経った今でも乗り続けている。
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