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1986年に開発されたGr.AのDNAを受け継ぐメッシュが新しい! ネオクラシックなデザイン「21A spec-SR」を解説【AMW selection】

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TEXT: XaCAR編集部  PHOTO: RAYS

  • 光輝調のブロンズに塗られたメッシュ部分
  • センターの内側にエッジングによるロゴ表記などが施されている
  • サイズは18インチのみ。8.5/9.0/10.0/11.0というリムを用意する
  • 装着ホイールサイズ F:10.0×18 IN25 R:11.0×18 IN30、装着タイヤサイズ F:255/35R18 R:275/35R18
  • 燻しゴールドのようなカラーを採用して、トーンを抑え品格を高めている

ボルクメッシュを受け継ぐネオクラシックの代表作

ひと世代前のスポーツカーは、いまだに高い人気を誇っています。希少性が高いということもあると思いますが、当時のクルマのデザインを好む人が多いように思います。ホイールも同じで、最近のドレスアップユーザーの間ではネオクラシック系デザインのホイールが人気となっているようです。今回は、ボルクレーシングから新たに登場した注目のホイールを紹介します。

(初出:XaCAR 86&BRZ magazine Vol.044)

古き良きデザインを取り入れた最先端のデザイン

ホイールの流行というのは、一定のサイクルで回っている。過去にヒットしたデザインの多くは、何年か後に復活することが多い。そして、そのまま復活ということではなく、多くのヒット作は、過去のデザインのエッセンスを取り入れながら最新の技術を投入している。いわゆるネオクラシックと呼ばれるジャンルがそれになる。『ボルクレーシング21A spec-SR』は、まさにネオクラシックという言葉がしっくりくるホイールだ。

クロススポーク=メッシュという王道のデザインを採用する

1975年に発売されたレイズのファーストモデル「VOLK MESH」。レイズ初の鍛造モデル「ボルクレーシング Gr.A」(1986年)もこの流れを汲んだデザインだ。レイズの歴史に名を残すレジェンドホイールが採用してきたクロススポーク=メッシュというデザインテーマは確実に受け継がれているのだ。正統派のクロススポークを精巧な鍛造モノブロックで仕立てることで、圧倒的なディープリムを実現することができる。

そして現在は「21A」がこの技術とデザインを受け継ぎ、鍛造モノブロックで仕上げたディープリムのメッシュデザインは、今なお美しさを保っている。ちなみに「12A spec-SR」は、限定カラーになる。ベースカラーはブラックで、その上に超光輝調のブロンズカラーを重ねることで、光の当たり方によって、さまざまなカラーの変化を楽しめる。FDMC(フォージドダイアモンドカット)処理を施したリムと超光輝調ディスクのハイトーンなコントラストで、存在感を高めることが可能だ。

リムは8.5から11Jまでを設定しており、フェンダーのワイド化にも対応可能。サイズによりSS(39mm)からLL(108mm)までの5種類のリムタイプと、コンケイブの異なる3種類のフェイスデザインを選択できる。トヨタ「GR86」&スバル「BRZ」の足もとにもスポーティさと恒久的な美しさを与えるホイールと言える。

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