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ワンオーナー24万キロ走行のホンダ「インテグラタイプR」をサーキット走行用に購入! 珍しい黒内装の個体に施したライトチューンメニューとは

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TEXT: 加茂 新(KAMO Arata)  PHOTO: 宮越孝政(MIYAKOSHI Takamasa)

  • 山田玲司さんと愛車のホンダDC5型インテグラタイプR
  • ホンダ インテグラタイプR:4年前にワンオーナーの物件を購入
  • ホンダ インテグラタイプR:しっかりメンテナンスされていたようで状態は良かったという。なおECUはノーマルのまま
  • ホンダ インテグラタイプR:全体的にライトチューンで、足まわりは車高調を装着
  • ホンダ インテグラタイプR:デフはクスコRSの1WAY、ファイナルギアをFD2型シビックタイプR用の5.1にすることでショートファイナル化して加速力をアップさせている
  • ホンダ インテグラタイプR:全塗装した際にヘッドライトを新品に交換
  • ホンダ インテグラタイプR:テールランプも新品で購入できたそうだ
  • ホンダ インテグラタイプR:岡山国際サーキットでのベストは1分51秒台。セントラルサーキットのベストは1分32秒台
  • ホンダ インテグラタイプR:タイプRはほとんどが赤いインテリアなので、黒内装はかなりレアだそうだ
  • ホンダ インテグラタイプR:ステアリングホイールにはバンテージを巻いている
  • ホンダ インテグラタイプR:現在、岡山国際では1分50秒台、セントラルでは1分31秒台を目標に走り込んでいるそうだ
  • ホンダ インテグラタイプR:シートはレカロで助手席は取り外している
  • ホンダ インテグラタイプR:全塗装した際にモール類も新品に交換
  • ホンダ インテグラタイプR:意外なことに(?)モール類も純正新品で購入できたそうだ
  • ホンダ インテグラタイプR:モールがシャキッとしているとボディ全体の雰囲気がレベルアップする
  • ホンダ インテグラタイプR:リアスポイラーは一見純正のようだがノーマルをベースに後ろにズラして削り加工も施し、オリジナルのスタイリングを作り上げている
  • エクステリアは全塗装していて、その際に新品のヘッドライトを装着して表情が引き締まっている

カッコよさに惚れて走行会用にDC5型インテグラタイプRを購入

大阪の老舗チューニングショップ「トライアル(TRIAL)」が2024年春に岡山国際サーキットで開催した走行会には、多彩なジャンルのクルマが参加。その中で、サーキットを走り込んでいながらも、不思議とキレイに引き締まった雰囲気を放つホンダ「インテグラタイプR」に遭遇。オーナーにその秘密を聞いてみました。

過走行ながらもワンオーナーできちんとメンテされた個体だった

数年前、走るためのクルマが欲しくなった山田玲司さんは、当初はホンダのEK9型「シビックタイプR」を狙ったそうだが、近年の中古車ブームで高騰化していて断念。そこで、クーペスタイルが好きだったというホンダDC5型「インテグラタイプR」にターゲットを変更し、手に入れたのが現在の愛車だ。

購入した車両はワンオーナーで24万km走行というかなりの過走行物件ながらも、無事故で綺麗に乗られており、しっかりメンテナンスされていたようで状態は良かったという。

すでに購入から4年が経過していて、サーキット走行をメインに楽しんでいる。とくに気に入っているのは、珍しいブラックの内装だったこと。タイプRはほとんどが赤いインテリアなので、黒内装はかなりレアだそうだ。現在オドメーターは約27万kmを刻んでいる。

イジった内容は全体的にライトチューンで、足まわりは車高調を装着。なお、まだ装着していないが、シビック系のタイムアタックで知られるショップのASLANにサスペンションをオーダーして現在製作中とのことだ。デフはクスコRSの1WAY、ファイナルギアをFD2型シビックタイプR用の5.1にすることでショートファイナル化して加速力をアップさせている。ECUはノーマルのまま。

一見純正のようなリアスポイラーにコダワリあり

エクステリアは全塗装していて、そのときにモール類と合わせてヘッドライト、テールランプも新品に交換。どちらもまだ純正部品で購入でき、それほど高価にはなっていないという。ライト関係がビシッとすると一気にクルマが引き締まって見える。

そして、こだわりはリアスポイラーだ。一見純正のようだがノーマルをベースに後ろにズラして削り加工も施し、オリジナルのスタイリングを作り上げている。

岡山国際サーキットでのベストは1分51秒台。セントラルサーキットのベストは1分32秒台。現在、岡山国際では1分50秒台、セントラルでは1分31秒台を目標に走り込んでいるそうだ。

ちなみにこれとは他に普段乗りを楽しむクルマとして日産S30型「フェアレディZ」を2台持っていて、そちらもフルレストアをしてワイドボディ仕様とノーマルボディ仕様でドライブを楽しんでいるとのことだ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • 加茂 新(KAMO Arata)
  • チューニングライター。1983年生まれ。父が初代VWゴルフ、シトロエンBX、ZXなどを乗り継いでいた影響で16歳で中型バイク(ZRX400)を購入し、大阪芸大時代にAE86を購入。卒業後はチューニング&ドラテク専門誌を15年間製作し(約2年の編集長を含む)、数多くのレースにも参戦。2021年春よりフリーランスとなる。過去には180SX、S15、NA8、SCP10、86前期&後期を所有。現愛車はAE86、GR86、ZC33Sスイフトスポーツ、CBR954RR。
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