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日産「240Z」乗りがシボレーC5「コルベット」を増車した理由とは?「あと30年は乗り続けたいですね」

ノーマルと異なり、空力と冷却が考えられ下部にエッジが効いているこの社外バンパーが気に入って購入したというシボレー C5コルベット

C5コルベットと240Zを交代で週末ドライブ

2024年6月1日に富士スピードウェイで開催された「シボレー ファンデイ2024」には、歴代「コルベット」や「カマロ」をはじめ、数多くのシボレー車が全国から集まりました。その会場から、社外バンパーとホイールでバッチリとキメたC5コルベットのオーナーに話を聞いてみました。

一度手放した個体が出戻ってきたのを再度購入

この1998年式シボレーC5型「コルベット」との付き合いは15年ほどになるという佐藤さん。じつはこのクルマは、一度は手放した個体を再度買い直したものなのだそうだ。

「一度売りに出したショップで別の人に買われたのですが、再びそのショップに戻ってきてしまったんです。なんだか可哀そうになってしまって、再び自分が買い戻してしまいました」

そう語る佐藤さんはコルベットひと筋かと思いきや、じつはもともと、日産「フェアレディZ」党なのだとか。

「フェアレディZはもう長いですね。20代のころから乗ってるから30年以上の付き合いになると思います。今もこのコルベットとは別に240Zを所有していますよ。ロングノーズ、ショートデッキが好きなんでしょうね」

たしかに言われてみれば、C5コルベットもフェアレディZも、ロングノーズ&ショートデッキのFRスポーツカーらしいシルエットが特徴的だ。フェアレディZは日本車だが、アメリカ市場でヒットしたモデルであることを考えると、どこか似たような雰囲気が佐藤さんの心を射止めたのだろう。

TE37ホイールはゴールドからガンメタリックに色変更

そんな佐藤さんがコルベットに惹かれるきっかけとなったのは、C3コルベットを所有する友人だったそうだ。

「スタイリングもそうですが、Z以上にトルクフルな印象があって虜になりましたね。C5を選んだのは見た目が大きかったです。サイドから見たスタイリングが一番好きなんですよ。エンジンサウンドも含めてとても気に入っているのですが、ワイルドな印象ながらシンプルなデザインを実現している。そんな相反するふたつの要素が一緒になっているのが好きなんです」

佐藤さんのC5コルベットは社外バンパーにレイズのTE37ホイールが装着されているが、購入の決め手はこの社外バンパーにもあったという。ノーマルと異なり、空力と冷却が考えられ下部にエッジが効いているこのバンパーが装着されていなければ購入していなかったかもしれないとのことだ。

そしてもともとゴールドだったホイールはガンメタリックにカラー変更したそう。その理由をこう語ってくれた。

「フェアレディZに装着しているワタナベの8スポークをイメージしてガンメタリックにカラーを変更しました。このコルベットのカスタムはZでのカスタムをオマージュしているところがありますね」

なお、前のオーナーがリアウイングを装着していたそうだが、これは取り外してある。その理由は美しいサイドラインを損ないたくないからだそうだ。

あと30年は乗っていきたい

長く乗っているとのことでトラブルに悩むことはあったのかと尋ねてみたが、電装系が少し弱いくらいで、大きく困ったことはないという。ただこれは佐藤さんのポリシーである「定期的に乗る」ということが大きく影響していそうだ。

週末はフェアレディZと交互に乗って、ツーリングやドライブを楽しむことにしている。

「乗れるときに乗っておかないと、あと30年くらいかな?」

あと30年とサラッと言うあたりに、クルマはしっかりと乗って維持していくという佐藤さんのカーライフが如実に表れているのだった。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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