アメリカンな雰囲気のC5コルベット コンバーチブル、オーナーはうら若き女性
2024年6月1日に富士スピードウェイで開催された「シボレー ファンデイ2024」には、歴代「コルベット」や「カマロ」をはじめ、多くのシボレー車が全国から集まりました。その会場で、レッドでコンバーチブルという、まさにアメリカンな雰囲気のC5型コルベットを発見。女性オーナーの“ありちゃん”さんに話を聞いてみました。
パーキングエリアでコルベットにひと目惚れ
“ありちゃん”さんが最初にシボレー「コルベット」を見たのは学生の時だったそうで、ひと目惚れしたそうだ。
「パーキングエリアでたまたまC5コルベットを見かけたんですけど、そこでそのスタイリングに惚れ込みました。その時はしっかりとコルベットを知っていなかったのですが、C5という世代であること、最後のリトラクタブルヘッドライト車であることを知りました。それでさらに憧れが強くなりました」
そう語る“ありちゃん”さんだが、社会人になってからしばらくは、コルベットへのハードルは高かったとのことだ。
「やはり最初は金額的にも維持費的にも手が届かなくて。でもスポーツカーは好きなので最初はS15シルビアに乗っていました。このクルマも気に入っていましたね」
現車確認で店舗を訪問した時の佇まいが決め手
こうして日産S15型「シルビア」でカーライフを楽しんでいた“ありちゃん”さんだが、やはり憧れのコルベットはずっと気になっていたそうだ。ある日、中古車サイトをチェックしているとリーズナブルな価格で売りに出ているC5型コルベットを発見した。
「見つけたときに現車確認に行くことを決めました。自分は関東に住んでいるのですが、神戸まで行くのも苦じゃなかったです」
こうして手に入れることとなったのが、現在の愛車である1999年式のC5型「コルベット コンバーチブル」だ。当初はコンバーチブルにこだわっていなかったそうだが、ファーストコンタクトが決め手になったとのこと。
「店舗に着いたらオープンの状態でこのコルベットが置かれていたんです。その姿が決め手のひとつとなりましたね。あとはやっぱりボディカラー。パーキングエリアでひと目惚れしたコルベットがレッドだったんです」
もし乗れなくなっても手元に置いておきたい
こうして“ありちゃん”さんの愛車となったC5コルベット コンバーチブル。オーナーとなって2年少々とのことだが、購入時にギリギリ10万kmに達していなかったオドメーターは現在11万kmを超えている。リーズナブルな価格で販売されていたとのことなので、トラブルなどがあったのか質問したところ、年式相応で、大きなトラブルはなかったそうだ。
そしてコルベットが縁で素敵な出会いもあった。イベント当日に一緒に来ていた白いC5コルベットのオーナーである、現在のパートナーと巡り会えたことだ。SNSでお互いがC5コルベットオーナーと知ったことがきっかけになったとのこと。イベントでもそれぞれの愛車を一緒に並べていた。
今後はもともと装着されていた社外バンパーと合わせたエアロを構築していきたいそうだが、シンプルでキレイな雰囲気も大切にしたいそうだ。
「もしも都合で乗れなくなっても、手放さず手元に置いておきたい」
とのことで、ひと目惚れしたC5コルベットへの愛情はずっと続いていくことだろう。
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