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ベントレーは世のため人のため…「持続可能性」「インクルーシブ」「企業の社会的責任」の取り組みで3つの権威ある賞を受賞しました

投稿日:

TEXT: AMW  PHOTO: Bentley Motors

  • ベントレーのビヨンド100戦略は組織全体でのカーボンニュートラル達成を目指す
  • ベントレーが掲げる20年スパンの長期事業戦略のビヨンド100
  • ベントレーのクルマは伝統的な工具と技術を駆使して手作業で製作される
  • 人事担当のカレン・ランゲ博士は「ビジネスの中心は人である」と語っている
  • ベントレーはクィア・スチューデント・アワード 2024で年間最優秀雇用主賞を受賞した
  • ベントレーの実習生であるベンジャミン・マコーミック氏は、クィア・スチューデント・アワード 2024で年間最優秀新人賞を受賞した
  • ベントレーは国際CSRエクセレンス・アワードのコミュニティコミットメント部門で金賞を受賞した
  • ベントレー環境財団はイギリスの中古車情報雑誌『オート・トレーダー』の「持続可能性イニシアティブ賞」を受賞した

ベントレーが3つの権威ある賞の受賞を発表

2024年7月4日にベントレーモーターズは持続可能性、インクルーシブ、企業の社会的責任(CSR)への取り組みが評価され、3つの賞を受賞したことを発表しました。1つめは「クィア・スチューデント・アワード 2024」で年間最優秀雇用主賞に選ばれ、2つめはイギリスの中古車雑誌『オート・トレーダー』の持続可能性イニシアティブ賞を受賞。最後に「国際CSRエクセレンス・アワード」のコミュニティコミットメント部門で金賞を受賞しました。それぞれがどのような賞なのか見ていきます。

クィア・スチューデント・アワード 2024:年間最優秀雇用主賞&年間最優秀新人賞

2024年7月4日にベントレーモーターズは、持続可能性、インクルーシブ、そして企業の社会的責任への取り組みが評価され、3つの権威ある賞を受賞したと発表した。まず1つめに受賞した「クィア・スチューデント・アワード(QSA) 2024」は、LGBTQ+の人々に焦点を当てた、英国初となる学生の表彰式である。

「年間最優秀雇用主賞」を受賞したこの栄誉は、社内ネットワークによる支援制度や従業員グループ、さらに組織の全階層にわたって平等性と包括性を促進することを目的とした積極的な活動が含まれる。審査員は、DEI(ダイバーシティ・エクイティ&インクルージョン)戦略がビジネス全体に浸透していること、そしてもっとも多様性のある高級車メーカーになるという目標を高く評価した。

またベントレーの実習生であるベンジャミン・マコーミック氏は、「年間最優秀新人賞」を受賞した。ベンジャミン・マコーミック氏はBeProud共同議長として、同僚とともに障壁の特定と除去、ピアサポートの提供、アライネットワーク構築に尽力し、ベントレー社内および地域社会におけるLGBTQ+のトピックに対する認識と支援を高めてきた。

オート・トレーダー:持続可能性イニシアティブ賞

ベントレー環境財団は、イギリスの中古車情報雑誌『オート・トレーダー』の「持続可能性イニシアティブ賞」を受賞し、世界規模のさまざまなプロジェクトを通じて気候危機への取り組みに大きく貢献していることが評価された。審査員は、ベントレーの持続可能性への取り組みの幅広さに感銘を受けたという。

ベントレーは地域の慈善団体や非政府組織と協力することで、英国の高級ブランドとしての持続可能性への取り組みの範囲と影響力を拡大している。ベントレー環境財団は、気候変動が環境および社会に及ぼす影響に対処し、グローバルコミュニティおよび慈善団体と協力して、今日の人類が直面する最も重要な課題の解決策を開発している。

国際CSRエクセレンス・アワード:コミュニティコミットメント部門「金賞」

最後に、ベントレーは国際CSR(Corporate Social Responsibility:企業の社会的責任)エクセレンス・アワードのコミュニティコミットメント部門で金賞を受賞した。この賞は、ベントレーの新しいコミュニティ投資戦略「アドバンシング・ライフ・チャンシーズ(ALC)」に対して授与されたもので、企業の社会的責任とコミュニティにおけるライフチャンスの拡大に対するベントレーの取り組みを示すものである。

AMWノミカタ

ベントレーは、次の100年に向けての戦略「ビヨンド100」の大きな柱にサステイナビリティとダイバーシティ&インクルージョンがある。自動車メーカーとしてはかなり積極的にそして幅広い支援を行ってきているが、ここ数年とくに支援を加速してきた分野が今回評価されたこととなる。

ベントレーは、以前から企業にとって一番大事なのは「人材」であると言い切っていた。それは会社を回していく優秀なホワイトカラーということよりも、手作業で作られるクルマの「クラフツマンシップ」の伝統を絶やしてはならないということに危機感を感じていたように窺えた。

クルー工場は1946年から自動車生産を開始し、町には工場で3世代にも渡って働いているような職人が多く住む。工場は町に支えられ、町は工場に支えられている。そういった意味で彼らの働く環境を少しでも改善していくことがベントレーにとって「クラフツマンシップ」という大事なアイデンティティを失うことなく生き残っていく大事な戦略となっているのだろう。

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