7月28日までの期間限定受注。生産台数200台というプレミアムな1台
毎年、富士スピードウェイで開催されているAE86/TOYOTA 86/GR86/BRZの祭典『FUJI 86/BRZ STYLE 2024』は、7月13日(土)は3150人、14日には8450人、2日間の合計1万1600人と大盛況でした。そんなビッグイベントで、受付期間限定&数量限定発売の特別なGR86がアンベールされたので、そのクルマの詳細について紹介します。
TE27を彷彿とさせるシックなグリーン
この日ベールを脱いだのは「GR86 Ridge Green Limited」で、抽選受付が2024年7月12日〜2024年7月28日の期間限定、数量限定(200台)の特別仕様車。2024年10月頃から抽選で当たった方のみ手に入れることができるGR86になる。外板色にリッジグリーンを採用した大人の雰囲気が漂うクルマになっている。
先代TOYOTA 86にも「British Green Limited」(2019年2月12日〜2019年5月31日発売)という緑色の期間限定車はあったが、今回発表されたグリーンは、その色よりも深く、落ち着きのあるカラーリングになっている。British Green Limitedは、どちらかというと明るい緑だったのに対して、GR86 Ridge Green Limitedは、カローラレビンTE27を彷彿させるような落ち着きのある外板色となっている。一見ソリッドに見えるのだが、メタルフレークが入った塗料になっているので、光が当たっている場所で見るのと、曇天のときに見るボディカラーは異なる表情を見せるのだ。
内装はタンカラーでコーディネイトされ上質な雰囲気
インテリアは、特別設定色のブラック&タン内装になる。インストルメントパネルモールやセンターコンソールの加飾は、通常サテンシルバーのところキャストブラック塗装が施されている。ステアリングやシフトブーツ、サイドブレーキなどにはタンステッチが施され、統一感のある車内空間を演出する。専用刺繍として、運転席と助手席ショルダーパッドには“Ridge Green Limited”ロゴがタンステッチで入る。特別なクルマである証となる。
特別装備として、SACHS(ZF)製アブソーバーとbrembo製ベンチレーテッドディスクブレーキ(フロント:17インチ・4ポッド対向キャリパー&リア:17インチ・2ポッド対向キャリパー)を装備。ハードなスポーツ走行にも対応するスペックになっている。ホイールカラーは、通常マットブラック塗装なのに対して、ブロンズ塗装を採用する。グリーンのボディカラーとブロンズカラーがベストマッチとなっている。
D型へとアップデートされ、さらに充実の装備になったGR86
なお、Ridge Green Limitedが発売されたタイミングでGR86は一部改良が行われD型へと進化した。ウインカーレバーの操作方式がロック式に変更されていたり、デイタイムランニングライト採用(RZ)、タイヤ空気圧警報システム(RZ/SZ)が追加された。
なお、特別仕様車RZ“Ridge Green Limited”の価格(消費税込)は、399万5000円(6速AT)、389万7000円(6速MT)となる。2024年7月28日までの期間限定受注、数量限定(200台)で抽選のうえ、2024年10月頃からの発売になる。そのため、このシックなボディカラーを気に入った方は急いで注文することをオススメする。