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星型テールライトをワンオフ! トヨタ「86」は人生初のクルマにして、カスタムを極めて乗り潰す覚悟で付き合っています!

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

  • トヨタ 86:購入したときはほぼノーマルだった86を、2年半かけて自分色に染め上げてきた佐藤さん
  • トヨタ 86:緩やかにラウンドしたスポークと、広い開口部がスポーティさを強調するSSRのホイール
  • トヨタ 86:大柄でインパクトある326パワーの満力ウイング。リアまわりの印象をガラリとチェンジ
  • トヨタ 86:ルーフにはカーボン柄のシートを貼り付け済み。オレンジのボディとの相性もバツグンだ
  • トヨタ 86:ホイールのセッティングに必須な326パワーのピロアッパーマウント。減衰力も調整式だ
  • トヨタ 86:メーターまわりにセンターコンソール、エアコンの吹き出し口までカーボン柄で統一する
  • トヨタ 86:Aピラーに埋め込んだツイーター。オーディオを作り直すとしてもココだけは現状のまま?
  • トヨタ 86:エンジン本体はノーマルだけど、吸排気系や冷却系にはひととおり手が加えられている
  • トヨタ 86:お気に入りの星型テール。市販品ではなくワンオフ製作でインナーもカーボン化している
  • トヨタ 86:ボディ色もお気に入りのひとつ。ナンバー周囲をスムージングしフォグランプレス仕様に

86は初めて手にした愛車だけに思い入れもたっぷりだ!

フルノーマルからチューンドまで関係なく、オーナー同士が気軽に集える場を作りたいという思いで、2023年からスタートしたイベントが、2回目を迎えた宮城86/BRZミーティングです。初開催の2023年も50台となかなかの盛況ぶりでしたが、2024年は150台もの新旧トヨタ「86」/スバル「BRZ」が参加しました。そんな東北中心のオーナーのなかから、気になる1台を紹介します。

ひとつひとつのパーツチョイスや色使いにセンスが光る

2年半前に人生で初の愛車として購入した86を、乗り潰す覚悟でカスタムしているという佐藤さん。昔からスポーツカーが好きでほかの車種も含め検討したところ、86の前期モデルは中古車の価格も落ち着いて買いやすく、またアフターパーツも豊富なので自分にはピッタリと考えた。購入する際にこだわったのはボディカラー。シンプルなホワイトやブラックも嫌いではなかったが、どうせなら目立つ色がいいとオレンジに決めたという。

納車されて真っ先に手を入れたのは足まわりとホイールだ。326パワーの車高調はスプリングレートが、フロント20kg/cm2、リア10kg/cm2で、ここまでローダウンすると多少の突き上げはあるものの許容範囲。そして知り合いから譲ってもらったというホイールは、SSRのプロフェッサーSP4を足もとに収める。サイズは前後とも9.5J×18インセット35で、スポーティな5本スポークもお気に入りと話す。異なるメーカーを組み合わせたエアロもセンスが光る。

ワンオフのテールライトは内部をLEDで星形に!

フロントはシーウエスト製でナンバーまわりをスムージングし、サイドとリアはTRDで326パワーの満力ウイングもセット。さらにテールレンズはワンオフで作ってもらった、星の形に配置したLEDで後続車へのインパクトを狙う。内外装にカーボンを効果的に使っているのもポイントだ。ルーフはオレンジのボディに対して格好のコントラストで、そのほかはドアミラーやスキッドプレートなど、しつこくならない程度に抑えているのも好感が持てる。

インテリアではメーターパネルやセンターコンソール、パドルシフトをカーボン化することで、レーシングカーのように戦闘的でスパルタンな雰囲気を演出。フロアマットやドアスピーカーまわりに使った赤との対比もいい感じだ。なお上で紹介したワンオフのテールレンズも、内側はすべてカーボン柄となっている。

エクステリアだけでなくオーディオやインテリアもしっかりカスタム

またオーディオに対してもコダワリが。ヘッドユニットをイクリプス製に交換しつつ、Aピラーにはワンオフでツイーターを埋め込み、ドアスピーカーも音質を追求して社外品に交換済みだ。ただしインテリアとオーディオは将来的にフルリメイクも考えているとのこと。現在のスペックはあくまでも暫定であり、目指す理想はまだまだ高い模様。そしてパワー系は柿本のマフラーやトラストのフロントパイプなどを使い、パワー/トルク/レスポンスを高めつつサウンドもチューニングする。今後はワイドボディ化なども見据えているそうで、まだまだ86に対するカスタム熱は収束しそうにない!

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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