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旧ソ連の「ミグ15」に米軍の「SR-71ブラックバード」の実物を見に行こう! ファン感涙必至のエアミュージアム3つを紹介します【ルート66旅_61】

旧ソ連の「ミグ15」に米軍の「SR-71ブラックバード」の実物を見に行こう! ファン感涙必至のエアミュージアム3つを紹介します【ルート66旅_61】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

世界最速の戦略偵察機に会えるマーチフィールド・エア・ミュージアム

最後はサンバーナディノから20マイル(約32km)ほど離れたところにある、空軍基地に隣接したマーチフィールド・エア・ミュージアムだ。大型の爆撃機などがそこらじゅうに並ぶ広い屋外展示場が特徴で、チノの2カ所では見ることができないレアな機種もたくさんある。

屋内展示の目玉は最高速度マッハ3を誇る偵察機、「SR-71ブラックバード」でコクピットの撮影も自由。ちなみに隣が予備役の空軍基地なので、たまに輸送機などが飛来するから面白い。

あまり機密はないようで普段は望遠レンズを持っていても何も言われないが、一度だけ「今日は屋外に長いレンズは持っていかないで」と注意されたことがある。何か来るのかと思いつつ標準レンズを片手に外で撮影していると、無人攻撃機と思われる小さな飛行機が静かに着陸してきた。警備らしい車両も頻繁に行き来していたので、何かしら改良を加えた試験機だったのかもしれない。

余談だがマーチフィールド・エア・ミュージアムは入場チケットの代わりに、前述したSR-71を真正面から見たデザインのスタンプを手に押してくれる。それがなかなかコミカルで可愛らしく、いつも消えてしまうのを惜しく感じてしまう。駆け足であれば1日で3カ所すべて見学できるかもしれないが、できればサンバーナディノとマーチフィールドで1日、翌日にチノにあるふたつと分けたほうが楽しめるはずだ。

次回はルート66に戻って「プライド・オブ・フットヒル」と呼ばれる街、グレンドーラの美味しい店や味のあるモーテルを紹介してみよう。

■「ルート66旅」連載記事一覧はこちら

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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