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有り余るパワーを「エヴァイヤX」がクラッシュで証明!? 新時代ロータスのグッドウッドでのデビューはほろ苦い結末でした

ロータス エヴァイヤX:ヒルクライムに挑戦した

グッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで「エメヤ」と「エヴァイヤX」を披露

ロータスは、7月11~14日に開催された2024年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードにおいて、8月から英国で納車が開始される「エメヤ」と「エヴァイヤX」の2台を披露しました。エメヤは0-100km/hを2.8秒以下で駆け抜ける、世界最速の電動GTのひとつとなっています。エヴァイヤXは「エヴァイヤ」をアタック仕様へと改装したモデルで、ニュルブルクリンク・ノルドシュライフェで史上3番目のラップタイムを記録しています。

まさかの…クラッシュ!

ロータスは、2024年のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、ハイパーGT「エメヤ」と、「エヴァイヤX」の2台を披露した。ラグジュアリー、パフォーマンス、最先端技術の最前線に立つこれらの2台はロータスの新時代を象徴するものであり、電動化における卓越性と革新性の継続的な追求を強調するものである。

イベントの来場者は、エメヤとエヴァイヤXがヒルクライムに挑戦する姿を見ることができた。さらに、4モーターで最高出力2000psを発生する「エヴァイヤX」はスーパーカー・ランに参加、その悲報はもうすでにご存じの方も多いだろう。スタート直前に干し草のブロックに突っ込んでしまったショッキングなシーンは、2000psの扱いがいかに難しいのかを物語っていた。

さて、話を戻すとしよう。ロータス・ブースは、ファースト・グランス・パドックに隣接する新しい場所に設けられた。スタンド自体も「The Drivers」のソーシャルスペースを中心に、ロータスオーナー専用のエリアを設置。この場所に、世界選手権で優勝したF1レーシングカーの「タイプ72」とロータスeバイクの「タイプ136」に加え、エヴァイヤ、エレトレ、エメヤ、エミーラなどが展示された。

週末を通じてロータス・ブースは活気に満ちた場所となり、著名なジャーナリスト、司会者、そして自動車愛好家であるナターシャ・バード氏が主催するQ&Aセッションが開催された。さらにナターシャ・バード氏は、自動車業界の著名な女性たちにその経験についてクイズを投げかけ、パフォーマンスカーの喜びをよりインクルーシブな時代へと導く方法についての議論をリードして会場を沸かせていた。

AMWノミカタ

今回のグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードで、ロータスは歴史的なモデルである、タイプ72、ハイパフォーマンスカーであるエヴァイヤX、そして未来のロータスを象徴するエメヤと、歴史、パフォーマンス、未来を表現するエヴァイヤを登場させた。

これらのモデルは、時代や機構は違えど、ロータスのエンジニアリングとデザインの能力、そしてロータスが誇る革新とパフォーマンスの精神を体現している。ロータスは、このグッドウッド・フェスティバル・オブ・スピードでラグジュアリーカーとハイパーカーの未来に向けたビジョンを、ヒルクライムとスタンドの両方で紹介することになったのだが、クラッシュという結末で、予想以上に注目が集まるという結果に終わったようだ。

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