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マツダ「FD3S RX-7」にオープンってあった?「RE雨宮」のワイドボディキットを装着したワンオフ仕様を制作したオーナーの心意気とは

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

RE雨宮レースマシン譲りの美フォルム

このFD3S、外装も魅力的な仕上げになっているが、ボディについてはRE雨宮製GT-ADキットIIIによってワイドボディ化している。このキットは、かつてGT選手権に参戦していたRE雨宮レースマシン譲りのアグレッシブかつ美しいフォルムが特徴で、FD3Sオーナーたちの間でもとくに人気の高いキットとして有名だ。

また、サスペンションについてはストリート仕様の車高調キットを組み、ホイールはオープンボディとのバランスを考え、あえて17インチを選択。装着したホイールはエンケイNT03RR(F: 8.0J/R: 9.0J)で、タイヤはアドバンスポーツ(F: 235/45R17/R: 255/40R17)をセットする。

自動車メーカー基準の強度でオーダーも可

インテリアについてはオープンスポーツのスパイダーらしくフルバケットシート2脚のみセットし、快適装備は純正のまま活用。追加したものといえば、かつてのFC3S型サバンナRX-7カブリオレに倣って、ヘッドレスト付近にサテライトスピーカーをマウントしたこと。これによってお気に入りの音楽を聴きながらオープンエアドライブを楽しめる。

スターダストファクトリー押田さんは、オープン架装モデルのスペシャリストして、過去にも大手企業からの依頼を受け製作した実績を持つ。その車種はさまざまで、我々も良く知る10型「ソアラ」、Z31型「フェアレディZ」、「プレリュード」といったクルマでもオープンカーを手がけた。したがって、このクルマもただルーフをぶった切ってオープン仕様にするような乱暴なモデルではなく、自動車メーカー基準の強度を保ち、実用性のあるオープンモデルとして製作された。本当にこんなクルマが欲しいという希望があれば製作も可能というから、興味のある方はぜひ問い合わせてもらいたい。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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