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昭和懐かしカーアイテム! 知っている人はオジサン確定…当時のドレスアップ記事担当者が厳選したグッズを実話を交えて紹介します

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TEXT: 青山尚暉(AOYAMA Naoki)  PHOTO: AMW/photo AC

アースベルト

そうそう、車体後部からゴム紐のようなものを地面に垂らし、車両に溜まった静電気を逃がす効果があると言われたアースベルトも現在ではほぼ見なくなった。一般的な乗用車であれば、タイヤを通じて地面に放電されているため、アースベルトの効果はほとんどないと言われているからと、結構みっともない見映えであることも見かけなくなった理由だろう。

バイバイハンド

今でもアマゾンなどで売られているバイバイハンドも昭和の遺産と言っていい昭和のカーアクセサリーだ。手のひらのカタチをした、クルマのリアウインドウ付近に貼り付けるアクセサリーで、クルマの振動で左右に揺れることで、バイバイしているように見えるからバイバイハンドと呼ばれるが、意味不明の用途であり、乗用車ではまず見かけなくなっている。

シガーソケット

いつの間にかクルマの標準装備からなくなったアイテムも数多い。現在は小物入れスペースとして残っている車種もある灰皿、今では12V電源供給用のシガーソケットとして残っているタバコのイラストが描かれたタバコに火をつけるためのシガーライターも嫌煙時代には過去のものとなった。

ビーズタイプの芳香剤

灰皿で思い出されるのは、小さなビーズタイプの芳香剤だ。今でも売ってはいるが、タバコ臭を消すために臭いが強烈で、喫煙者が激減している今、使っている人は少ないのではないだろうか。

コインホルダー

絶滅したクルマの標準装備として当然のようにあったコインホルダーやカードホルダーも今では見かけなくなった。コインホルダーは高速道路のETC化で小銭が不要になったためと、防犯上からも不要とされた装備だ。また、カードホルダーも、車内での用途としては、スマホの普及でスマホ内にカード情報が取り込めるため、ほぼ不要になっていると言っていい(サンバイザー裏に残っている車種もある)。

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