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昭和レトロなツートーンのトヨタ「タウンエース」のレトロポップな可愛らしい車内は要チェック! 普段使いができるキャンパーはいかが?

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kuitoshi)

  • トヨタ タウンエース コット:コットは乗車定員5人。就寝定員は2人
  • トヨタ タウンエース コット:エクステリアは淡いパステルブルーとクリームのツートーンカラーに、オレンジのデカールがアクセント
  • トヨタ タウンエース コット:リアゲートを開けると、景色を眺めながらティータイムなどが楽しめる
  • トヨタ タウンエース コット:清潔感のある明るいインテリア。11.6インチのフリップダウンモニターはオプションで装着可能だ
  • トヨタ タウンエース コット:メッキリングとアイボリーのホイールにオープンカントリーのタイヤを組み合わせる
  • トヨタ タウンエース コット:ルーフに明るい木目のパネルをセット。ダウンライトとベンチレーターがセットされる
  • トヨタ タウンエース コット:2列目に3人掛けの幅1200mmのマルチモードシートを配置する
  • トヨタ タウンエース コット:壁面にはポーチやバッグなどを固定できるサイドモールが配される
  • トヨタ タウンエース コット:49L横開き式冷蔵庫を標準装備する
  • トヨタ タウンエース コット:ベッドマット自体はコンパクトに分割できる。使わないときはサイドへ収納しておくことも可能
  • トヨタ タウンエース コット:最後部にはギャレーキャビネットが配置されている
  • トヨタ タウンエース コット:販売価格は470万8000円(消費税込)からとなる

コンパクトで快適な遊びが楽しめるミドルキャンパー

大きすぎず、小さすぎない、ちょうどいいサイズ感のトヨタ「タウンエース」は、キャンピングカーのエントリーモデルとして人気です。そんな中、「ハイエース」を主軸に多彩なライフスタイルに合わせて快適・便利なキャンピングカーを提供する愛知県瀬戸市の「RECVEE(レクビィ)」が、普段使いとキャンプ用途を兼用しやすいコンパクトで快適な遊びが楽しめるミドルキャンパー「cott(コット)」を完成させました。

昭和レトロを彷彿させるツートーンカラーがオシャレ

愛知県のRECVEE(レクビィ)がトヨタ「タウンエース」をベースに仕上げたミドルキャンパー「cott(コット)」。このモデルの魅力は、充実のキャンパー装備に加え、見た目も中身も「映え」を意識した点にある。これまでのキャンピングカーといえば、シンプルなホワイトの単色ボデイが多く、いくら内装を作り込んでいても、見た目が普通すぎるがゆえにキャンパー感が伝わりにくい面があった。

そこでRECVEEは、「cott」の見た目をオシャレにトータルコーディネイト。最近のトレンドキーワードにもなっている「昭和レトロ」を彷彿させる淡いパステルブルーとクリームのツートーンカラーに、ポイントにオレンジのデカールを加えている。メッキリングとアイボリーのホイールにオープンカントリーのタイヤの組み合わせも目を引く。

家具類は清潔感のある明るい木目を採用

インテリアについては、エクステリアとの統一感を持たせたクリーム色と淡いパステルブルーを組み合わせ、アクセントにオレンジのチューブ加工を施す。また、各内張りや備え付けの家具類は清潔感のある明るい木目が使われ、癒やされる空間が広がっている。

シートについては2列目に3人掛けの幅1200mmのマルチモードシート(REVOシート)を配置し、3列目には横座りシートを備える。ちなみにこの横座り3列目シートの下には電装系が収納され、100Ahのリチウムイオンバッテリーが標準装備される。

また、セカンドシートをフラットにし、リアのマットを敷き詰めることで大人2名が寝られる幅1200mm×長さ1800mmのベッドが出現。マット自体はコンパクトに分割されているので、使わないときはサイドへ収納しておくことも可能だ。

充実のキャンパー装備

リア側の後方両サイドには、テーブルのように使えるカウンタートップ(渡し板)を備えるキャビネットを配置する。ここに丸形のシンクとシャワー蛇口が設置されるので、リアゲートを開けて景色を眺めながらお茶も楽しめる。

キャンパー装備についてはキャビネット下に13L給排水タンクを収納し、リアゲートを開けることで重たいタンクの出し入れができるように工夫されている。反対側のキャビネットには、49L冷蔵庫を標準装備する。また、電子レンジは標準装備ではなくオプションとのことだ。

便利で快適な作り込みは他にもたくさん施され、暖房や走行充電システム、外部100V電源入力とチャージャーなどを標準装備し、11.6インチのフリップダウンモニター、ベンチレーター、200Wソーラーシステムなどはオーナーの用途に応じて選択できるようになっている。

レトロポップな可愛らしい雰囲気を漂わせる「cott」の活躍の場は幅広い。たとえば、平日は通勤や買い物などの日常用途として使い、休日は公園やキャンプ場に出かけアウトドアを満喫。たくさん遊んで疲れたら、癒やされる空間の車内でくつろぎの時間を過ごす。そんな快適で便利な使い方を想像させてくれる1台といえるだろう。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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