世田谷にクルマ好きの溜まり場「SIT ON TOKYO」がオープン！友達探しからはじまった「tokyo basic car club」とは

投稿日：2024.07.24

TEXT: 瀬戸内れもん（SETOUCHI Lemon） PHOTO: 奥村純一（OKUMURA Junichi）／中筋友郎（NAKASUJI Tomoro）

滞在時間を長くする空間設計

「このお店は、あえて滞在時間を長くする空間設計をしています。フリーランスやクリエイティブ関連の職種の人が集まることを想定していて、そのような人たちはランチの時間が遅くなりがちなので、16時までやっています。

仕事がしやすいようにカウンター席はコンセント付き。テーブルの縦幅に余裕をもたせているので、スペースをしっかりと確保できます。ひとりで行っても仕事の話に繋がったり、友達ができたり。そのままクルマで走りに行ったり。クルマ好きが集まる溜まり場にしたくて、空間づくりはこだわっています」

実際にこのお店でフォトグラファーとクリエイティブ系のお客さんが意気投合して、仕事が決まったこともあるのだとか。

取材当日、南部さんの愛車VW「ゴルフ2」にゲストが試乗するイベント「乗れるイベント vol.1 ゴルフ2」が開催されていたのですが、このイベントに参加するという方がふらっとご来店。ドライブ前にお話を聞くと、

「ずっとゴルフ2に憧れていて、ゴルフを扱う中古専門店などにも行きました。TBCCのYouTubeで南部さんがドライブしている動画も観て、欲しいな〜って思っています。何度かゴルフ2には乗りましたが、左ハンドルのMT車は初めて乗るので楽しみです」

近隣の駒沢公園を通る1時間ほどのルートで、実際の乗り心地や走りなどを体感することができ、参加した方は南部さんと旧車トークを楽しまれていました。

この「乗れるイベント」はその後、SIT ON TOKYOでランチやティーブレイク、ディナーを楽しむまでがセットとなっていました。ちなみにこの日はチルでメロウな曲が店内で流れていて、こうしたカルチャーや音楽好きにはたまらない空間でした。クルマ好きのAMW読者のみなさま、ぜひSIT ON TOKYOを訪れてみてはいかがでしょうか。