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なんちゃってセレブがアルファ ロメオ新型「ジュニア」に乗った! in ミラノ「まだ日本人は3人しか運転してないのよ〜」

1周21km、110ものコーナーがあるコースでアルファ ロメオ ジュニアを試乗したわ

イタリア・ミラノで行われた「ジュニア」の国際試乗会

カーライフエッセイスト吉田由美の「なんちゃってセレブなカーライフR」。今回は、イタリア・ミラノで行われたアルファ ロメオ史上初の電動専用モデル(BEVおよびマイルドハイブリッド)の「ジュニア」の国際試乗会へ行ってきたわ~。緑に囲まれた美しいコースが走れて気持ちよかったわ。2泊4日の弾丸ツアーの飛行機の様子からお届けするわよ。

エールフランスのビジネスクラスの新シートはスーパー快適

イタリア・ミラノへ2泊4日の弾丸ツアーへ行ってきたわよ〜(いつも弾丸だけど(-_-;))。今回は、朝に出発してフランス・パリ経由でミラノへ。パリのシャルル・ド・ゴール空港まではエールフランス航空のビジネスクラスに乗ったのだけど、新フルフラットシートとプライバシーを確保できる空間はスーパー快適だったわっ。映画『怪物』となぜかホラー映画『オーメン:ザ・ファースト』を観て、あとは爆睡よ。

その後はパリで5時間強のトランジット。ミラノ・マルペンサ空港に到着したのは23時半頃ね。この日のホテルは空港直結のホテルだったのだけど、お部屋に入ったときにはすでに日が変わって翌日(-_-)。これまでわたくしがお誘いいただく試乗会は、ありがたいことに比較的時間に余裕があることが多かったの。そのスキマ時間を利用して、周辺観光をするのがわたくし流。

今回の旅はお昼ごろまでお部屋でゆっくり過ごして、ホテルのレストランでブランチ。今回の試乗会に参加する各国のゲストたちと同じホテルへ移動よ〜。その後に夕方から「アルファ ロメオ歴史博物館」でアルファ ロメオの歴史やエンブレムなどのお勉強して、ディナー。このお話はまた今度!

EVの高性能版「エレットリカ ヴェローチェ」に試乗

そして翌日。この日の会場である、ステランティス・グループのテストコースがあるバロッコ村は晴天! 今回はアルファ ロメオ新型「ジュニア」のために1周21km、110ものコーナーがあるコースを設定してくれたわっ。じつはこのコース、ほかのブランドの試乗会では使わないらしいわ。通常はテストコースと公道を試乗をすることが多いけど、今回は全てテストコース内で開催されたの。

ジュニアはマイルドハイブリッドと2種類のBEVが用意され、今回の試乗車はBEVの高性能版「エレットリカ ヴェローチェ」よ。それでは、いよいよ走行スタート! ドライビングモードは「ナチュラル」(コンフォート)、「ダイナミック」(スポーツ)、「アドバンスド・エフィシェンシー」(エコ)が装備され、センターコンソールのスイッチで変更できるわ。緑に囲まれた美しいコースが走れて気持ちよかった~(ハート)。

ボディサイズは全長4173mm×全幅1781mm×全高1505mm。大型のSUVに比べると実用性に優れたサイズ感ね。満充電時は410km(WLTP)の航続距離を実現するわよ。

「ジュニア」は、もともとは「ミラノ」という車名で2024年4月にワールドプレミアされたの。だけど、「ミラノで生産されないのにミラノと名乗ってはいけない」とイタリア政府が指摘したのよ。それでモデル名を再度見直し、発表からわずか5日後に「ジュニア」に改名されたのよ〜。

アルファ ロメオの伝統的なデザインを踏襲

プロポーションは短いオーバーハングに力強いホイールアーチなど、アルファ ロメオの伝統的なデザインを踏襲。なんと、「盾」のフロントグリルの真ん中にドーンとエンブレム図柄が施されているの! とにかく斬新よ~。このエンブレムがカッコイイ? カッコ悪い? と物議をかもしているようね〜。わたくしはカッコイイと思ったわ~。

ハイパフォーマンスモデルの証の四葉のクローバー「クアドリフォリオ」は、ホイール、エアコンの吹き出し口など、至る所にあしらわれていたわ~。しかも、「ビショーネ」(人を吞み込むヘビ)もエアコンの吹き出し口やワイヤレスチャージトレイやダッシュボード脇、スピードメーターの中、エクステリアだとCピラーのパネルなどに佇んでいるの。「隠れビショーネ」もいたりして~!?

インテリアはスポーティな仕様ね。インパネは、「テレスコープ(望遠鏡)」と呼ばれるデザインがポイントよ。ChatGPTを搭載し、スマートフォンのアプリと車両と連動して会話を楽しむことができるわ。

プレゼンと試乗、インタビュー、撮影をしていたらあっという間にタイムリミット。あ〜もっと乗りたかったし、見たかったし、撮影したかった~。今回はバッテリー残量のことを考えずに走っちゃったから、次回は実燃費ならぬ実電費も試してみたいわっ。

……え? どこが「なんちゃってセレブ」か? それは、日本人はまだ3名しか乗っていないジュニアに乗れたってことかしら~。ちなみに帰りの飛行機では時差ボケで爆睡。エールフランス航空でいただくミシュランの星付きシェフのお食事もいいけど、個人的にはカップヌードルが最高よ~。

今回の試乗の様子は、2024月7月26日発売の自動車情報総合誌『カートップ』にも掲載させていただくので、お楽しみに~。うふっ(ハート)。

……え? セレブ感がない? いやいや、このかけがえのない経験こそ「なんちゃってセレブ」なのよ~。

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