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HIDの明るさで満足? 素人でも簡単に交換できるLEDで劇的明るさをゲット! 編集部のトヨタ「86」に実際に装着して試してみました

LEDバルブの色や明るさに大満足。これを体感してしまうと、もうHIDバルブには戻れない

約6年でHIDバルブが切れたのは寿命と考えて良さそう

ザッカー編集部が所有しているトヨタ「86」のHIDバルブが切れてしまいました。2018年12月にヴァレンティのHIDバルブを装着しましたが、使用期間は約6年。メーカーの保証期間を見ると寿命と考えるのが普通だと思います。右側が先に切れて、しばらくして、すぐに左側のバルブも切れました。ほぼ同時に左右のバルブが切れるという、ヴァレンティの商品精度の高さに驚かされました。
(初出:XaCAR 86&BRZ magazine Vol.044)

古いクルマはHIDだと光量不足で車検を通すのが難しくなるかも

バルブ交換の相談をGRガレージさいたま中央の高木さんにしたところ、HIDバルブじゃなくてLEDバルブへの交換を強くすすめられた。ザッカー編集部のトヨタ「86」のように古いクルマの場合、ヘッドライトのレンズが曇ってくるので、もしかしたらHIDの明るさでは車検に通らなくなる可能性があるというのだ。それでは困るということで、LEDバルブに交換をすることにした。選んだのは、やはりヴァレンティの「ジュエルLEDヘッドバルブXE」だ。これは、純正HIDと交換するだけでLEDに交換できる商品になる。

パッケージを開けると、やや大きめの冷却ファンを組みこんだLED球が2個入っていた。意外とシンプル。大きな変換アダプターなどは必要ないようだ。説明書をあらかじめ読んでいれば問題ないのだが、実際に装着するとひとつ注意点があった。LED球にはアタッチメントが装着されていて、最初にそれを取り外して、ヘッドライト側に装着する必要がある。これに気がつかないでセットしようとしても装着はできない。アタッチメントを外すことさえ忘れなければ、とても簡単に装着することができる。

LEDのシャープな配光にびっくり! カットラインもクッキリ出た

片側だけLEDに交換して、純正HID(わざわざ片側に純正HIDを装着)とLEDの比較をしてみたのだが、ハロゲンとHIDぐらいの、明るさと色味の違いがあった。そして「カットライン」と呼ばれる、配光したときに対向車側のロービーム上方の光をカットする境界線もLEDの方がよりクッキリ出た。ハロゲン育ちの筆者からすると、目から鱗の明るさである。

トンネルに入った瞬間にヘッドライトが照射することに感激

なにしろLEDは瞬間的に明るさが立ち上がるのが嬉しい。トンネルなどに入った場合もHIDはゆっくり明るくなるが、LEDは暗くなった瞬間に明るく点灯する。これは視力が落ちてきた年配の人にとってもありがたい。そして、HIDでは見えなかった所が見えるほど明るい。安全の観点からも、LEDバルブはオススメできる。今回、HIDバルブが切れて少し残念な気持ちだったが、LEDバルブにしたことによる喜びの方が大きかった。ヘッドライトの暗さにお悩みの方は、試してみてはいかがだろうか。

■ValentiジュエルLEDヘッドバルブXE
価格(消費税込):2万1780円(D4S・D4R TYPE)

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