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北の国でトヨタ「86」を購入してから4年…内外装からエンジンルームまで「自分の大好きなモノだけを詰め込みました」

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

  • トヨタ 86:メインのメーターはインディケーターに変更。トップスピードは260km/h表示でマイル(MPH)を併記
  • トヨタ 86:4年の歳月を感じさせないほど美しく保たれたエンジンルーム。愛情の深さがよく分かる
  • トヨタ 86:パワーチャンバーは優れた吸気効率に加え、スポーティなルックスとサウンドも兼ね備える
  • トヨタ 86:マフラーはリアバンパーに合わせてシルクブレイズ製をチョイス。4本出しで迫力も満点
  • トヨタ 86:小ぶりなウイングは街の風景に溶け込む
  • トヨタ 86:前後端を立ち上げてGTマシンっぽいシルエットに変身。ロードクリアランスは十分に確保
  • トヨタ 86:お気に入りのひとつであるワーク・マイスターS1R。タイヤはF225/4018&R225/35-18だ
  • トヨタ 86:購入したときは北海道だったが、現在は宮城でコペンに乗る彼女とカーライフを満喫中だ
  • トヨタ 86:街乗りもあまり苦にしないローダウン。シルクブレイズのエアロで低さが強調されている
  • トヨタ 86:ステアリングとシフトノブはトラスト、3連メーターはブリッツと王道のメーカーを選択

雪深い北海道でもFRであることは気にならなかった

フルノーマルからチューンドまで関係なく集えるのが「宮城86/BRZミーティング」です。その会場で、Silk Blazeのエアロで仕上げた佐藤さんのトヨタ「86」を発見しました。じつはこの86は仕事で北海道に住んでいたときに購入したのだそう。雪国でFR車に乗ることに不安はなかったのでしょうか。

購入後4年で到達したカスタムとは

購入して4年目になる佐藤さんのトヨタ「86」。出会いは仕事の都合で北海道に住んでいたときだったが、スタイルに惚れ込み、雪の多さやFRであることは気にならなかったという。誰が見てもひと目でスポーツカーとわかる流麗なシルエット、そしてチューニングパーツの多さや走りの楽しさも決断を後押しした。

最初にカスタムした部分はダッシュボードに埋め込んだ3連メーターで、運転席からの視認性がよくドレスアップ効果も高いと大満足。続いてホイールの交換へと進み、WORK Meister S1Rのピースをチョイスする。サイズは前後とも9.0J×18インセット38で艶やかなシルバーのディスクと、バフアルマイト仕上げのリムはボディカラーとも絶妙にマッチ。さらにチタンカラーの軽量ホイールナットで、センター部分にさらなる彩りを与えた点にも注目したい。

Silk Blazeのエアロでエクステリアをコーディネート

エアロはフロント/サイド/リアともSilk Blazeで統一し、部分的にブラックで塗り分けシャープな印象に仕上げている。またマフラーもリアバンパーに合わせたSilk Blaze製の4本出しで、チタン風の焼け色と上質なサウンドが大人のスポーツカーであることを主張。

インテリアで目を引くのはBLITZの3連メーターに加え、イエロー/ブルー/ネイビーの3色をセンターに配したステアリングだ。86/BRZのチューニングパーツを多数リリースするTRUST製で、スリットが入ったブラックアルマイト仕上げのスポークと、滑りにくくスムーズな操作を可能とする高級レザーを採用。ホーンボタンに記されたブランド名「GReddy」も、チューニング好きのマインドをくすぐってくれる。なおシフトノブも同じくTRUST製で、高さの調整が可能というコダワリのアイテムだ。

目を引くカーボンのチャンバーと青いZERO-1000のエアクリーナー

エンジンルームでパワーアップとドレスアップの双方に貢献するのは、カーボンのチャンバーと青のフィルターが印象的なZER0-1000のエアクリーナー。剥き出しタイプだけに吸気サウンドも刺激的だ。現状でも「自分の大好きなモノだけを詰め込みました」と満足しているが、今後はパワー系のチューニングをさらに進めたい気持ちもあるという。

手軽なところではノーマルエンジンのままECUを書き換え、もしくは思い切ってボルトオンターボという選択肢もある。そしてパワーが上がればブレーキもということで、ビッグキャリパーまで入れることができれば完成形だろうか。理想とする86を追求するプロジェクト、まだまだ終わりは見えないのかもしれない。

>>>「86」と「BRZ」の専門誌「XaCAR 86&BRZ magazine」はこちら(外部サイト)

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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