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スズキ「パレット」から念願のフィアット「500」に乗り換え…「ショッピングモールで展示されていた500をその場で契約しちゃいました」

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TEXT: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)  PHOTO: 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)

  • フィアット 500:グレードはベースの1.2ポップ
  • フィアット 500とオーナーの寺田さん
  • フィアット 500:ダウンサスを組み込んでいるので、スポーティな佇まいになっている
  • フィアット 500:サイドミラーの色とフューエルリッドの周囲をオレンジ色に変更することで、個性を演出する
  • フィアット 500:15インチホイールはエンケイのall nine。サスペンションにRSRダウンサスをセットし、車高を下げている
  • フィアット 500:サイドミラーの色とフューエルリッドの周囲をオレンジ色に変更することで、個性を演出する
  • フィアット 500:あらゆる部分が楽しげなディテールになっており、イタリア車のある生活を満喫していることが分かる
  • フィアット 500:排気管は市販品ではなく、スバル プレオ用マフラーをベースとした独創的なものを装備
  • フィアット 500:自宅にあるマシンで自作しているステッカーは多種多様で、これが寺田号の個性を演出している
  • フィアット 500:エンジンはノーマル。ストラットタワーバーを装着し、走りの質を高めている
  • フィアット 500:抜群のフィット感が追求されているカバナのシートカバーを装着している
  • フィアット 500:リアゲートの裏側やラゲッジスペースと室内を分けるトノカバーもアルカンターラにしている
  • フィアット 500:インパネの下側をDIYでアルカンターラにしている
  • フィアット 500:フィアット初の100%電気自動車である500eのミニカーを改造。エンジンを積むなど、自由な世界観で楽しんでいる
  • フィアット 500:インテリアもオリジナリティあふれるものになっており、全体の統一感が図られている
  • フィアット 500:オレンジ色のサイドミラーがいいアクセントになっている。タイヤのサイズは前後とも185/55R15

DIYで自分仕様にカスタム

フィアット「500」の内燃機関モデルがついに生産終了とアナウンスされましたが、500を愛するフィアットオーナーのカスタム熱はまだまだ止まることはありません。今回は、国産軽自動車からイタリア車である500に乗り換えた寺田さんの愛車を紹介します。DIYで仕上げたオリジナリティあふれる内外装に注目です。

ショッピングモールで展示されていた500をその場で契約

身近なイタリア車であるフィアット、アバルト、アルファ ロメオ用のアフターマーケット向け高性能パーツの開発およびトータルマネージメントを手がける「アッソ・インターナショナル」が、2024年3月17日に富士スピードウェイで「ASSO Driving Pleasure Giorno Della Famiglia 2024」を開催した。

フィアットオーナーよりもアバルトオーナーのほうがモディファイ志向が強いため、このイベントに集まったクルマの大半がアバルトであった。フィアットで参加したオーナーは少なかったが、そのぶん少数精鋭で個性的な愛車でイベントを楽しんでいた。イベントに参加した寺田さん(60歳)は、その代表的な存在だ。

「スズキ パレットに乗っていたのですが、自宅の近くにあるショッピングモールでフィアットとアバルトの展示会をやっていました。そこで展示されていた現行型の500を購入しました」

詳しくお話を伺うと、うどんを食べるためにショッピングモールに行くと、ずっと気になっていたフィアット「500」のユーズドカーが展示されてていて、その場で契約してしまったのだという。長きにわたってチンクエチェントが欲しいと言い続けたことが功を奏し、自宅に持ち帰って家族会議を開くことなく奥さまのOKが即座に出たそうだ。

「この500は2019年式の500で、グレードは1.2ポップです。4年前に購入し、現在の走行距離は4万5000kmになります。通勤と遊び用を兼ねて運転していますね。カーライフにおける座右の銘が“やりたいことはやる”なので、自分でいろいろイジっています」

インテリアはアルカンターラをポイント使い

前の前に愛用していたのがホンダ「ライフ」で、フルオーディオ仕様にモディファイ。2シーターとして登録し、DVDを2台、モニターを9台も積んでいたそうだ。500を買う前の愛車だったパレットはそこまで改造せず、フルラッピングで艶消しグレーにしていたぐらい……とのことだが、このイタリアンコンパクトカー、フィアット 500も完全なる自分仕様にカスタムしている。

「ボディに貼っているステッカーは自宅にあるマシンで自作したもので、インパネ下側、ラゲッジスペースと室内を分けるトノカバーとリアゲートの裏側をアルカンターラにしています。もちろん全部自分で施工しました。輸入車ですが500は気軽に付き合えるモデルなので、いろいろカスタムできて楽しいです。クルマは1/1スケールのおもちゃですね」」

いまのところトラブルに遭うことはなく、ただただ楽しいだけとのことだったので、これからも寺田さんのチンクイジりは手作業を中心に変化していくのだろう。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 高桑秀典(TAKAKUWA Hidenori)
  • 本業はフリーランスのライター兼エディター。1998年に買ったアルファ ロメオGT1600ジュニア(通称:水色号)を現在も愛用しており、すでに総走行距離が30万8000kmオーバーとなっている(2022年4月中旬現在)。クラシックカーラリーに水色号で参戦取材することがライフワーク(?)となっており、群馬をホームタウンとして開催されている「スプレンドーレ」では、柴犬を“ワン・コドライバー”、秋田犬を総監督として挑んでいる。全国各地に水色号でお邪魔しているので、これからも走行距離が順調に伸びる予定。
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