撮影スポットを求めて124スパイダーでドライブを楽しむ
ここ最近、イタリアンブランドの2シーターオープンカー、アバルト「124スパイダー」の人気が再燃し、高価なユーズドカーに注目が集まっています。田口浩義さん/すずろさん夫妻は、そんなアバルト 124スパイダーを7年近くにわたって愛用。マツダ「ロードスター」から乗り換えて、日々サソリの毒を感じながらドライブを楽しんでいます。
3代目ロードスターから乗り換え
2024年3月17日(日)に富士スピードウェイで開催された「ASSO Driving Pleasure Giorno Della Famiglia 2024」にアバルト「124スパイダー」で参加していた田口浩義さん/すずろさん夫妻。以前はどんなクルマに乗っていたのだろうか?
「以前はNCこと3代目のマツダ ロードスターに乗っていました。オープンカーにこだわりがあり、次の愛車として124スパイダーを選びました」
124スパイダーは4代目ロードスターのND型をベースに開発されていることもあり、NC型を愛用していた田口さんにとって違和感のない存在であった。ほかにも2023年モデルのトヨタ「ヤリスクロス GRスポーツ」なども所有しているが、乗り慣れた124スパイダーで走る機会のほうが多いという。日々サソリの毒を感じながら、総走行距離はすでに6万2000kmを突破したそうだ。
「ドライブを楽しもう、と思ったときに124スパイダーを走らせています。3代目ロードスターに乗っていた頃から愛車と絶景写真をずっと撮っていて、124スパイダーでも続けています。撮影スポットを求めてあちこちにドライブしているのが、愛車との思い出深いエピソードです」
どんな感じの写真を撮っているのかな? とInstagramを拝見すると、プロ顔負けの極上フォトがたくさんポストされていた。どのぐらいの腕前なのかというと、静岡県御殿場市にある輸入車専門店「アウトスペック」の2024年版カレンダーの1月に、田口さんが撮影した愛車の124スパイダーと富士山の荘厳かつ迫力あるコラボカットが採用されているほどだ。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)
サイドミラーはNDロードスターの外装色をオン
エクステリアの個性はラッピングによって演出されている。助手席側ヘッドレストの背後にスパイダーマンがいたりする点も面白いな、と思ったのであれこれ伺ってみたら、こういうことだった。
「ラッピングは愛車のこだわりポイントです。サイドミラーはNDロードスターの外装色であるソウルレッドでペイントされたカバーを装着しています。スパイダーマンは、信号待ちや渋滞路の際などに子どもたちが気づいたら喜ぶかな? と思って付けています」
見た目のドレスアップだけでなく、マフラーはアバルトの純正アクセサリーとして設定されているハイパフォーマンスエキゾーストシステムのレコードモンツァに変更し、足まわりにワンランク上のサスペンションシステムであるアラゴスタをセット。
さらにホイールをインディゴブルーのアドバンレーシング RZ IIにして、これにストリート最強スポーツタイヤのアドバン ネオバ AD09を組み合わせている。赤いブレンボ製ブレーキキャリパーや64チタン合金貫通ナットも足もとのカッコよさを増し増しにしているのであった。全方位的にバランスのいい田口さんの124スパイダーであった。
>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)