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あなたの街でも走ってる? 小型バス界の隠れた名車、日野「ポンチョ」とは…丸目ランプはダイハツ「ムーヴカスタム」の流用でした

あなたの街でも走ってる? 小型バス界の隠れた名車、日野「ポンチョ」とは…丸目ランプはダイハツ「ムーヴカスタム」の流用でした

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TEXT: 井元貴幸(IMOTO Takayuki)  PHOTO: Hino Motors/AMW

  • 日野自動車 ポンチョ:丸形のヘッドライトは、ダイハツ2代目L900系「ムーヴカスタム」から流用
  • 日野自動車 ポンチョ:住宅街などの狭い道路事情にマッチしたサイズ
  • 日野自動車 ポンチョ:デンソー製パッケージクーラーを採用。パワー十分な冷房能力で、快適な室内空間を提供する
  • 日野自動車 ポンチョ:コンビネーションメーターはマルチインフォメーションを新採用
  • 日野自動車 ポンチョ:5速ATを採用。燃料節約に配慮したエコモード、力強い走りをもたらすパワーモードと2つの走行モードから選択可能
  • 日野自動車 ポンチョ:車高調整装置を搭載。ドアが開くとステップ高が50mm下がるニーリング機構により、スムーズな乗降を実現する
  • 日野自動車 ポンチョ:オートヘッドランプを装備。夜間の視認性を向上させ、夕方時のヘッドランプ点け忘れによる事故の防止に貢献する
  • 日野自動車 ポンチョ:神奈川県箱根町のポーラ美術館の強羅駅とポーラ美術館間を結ぶ送迎バス
  • 日野自動車 ポンチョ:送迎バスとして林道でも活躍中
  • 日野自動車 ポンチョ:2019年に江の島周辺の公道において、自動運転バスの実証実験が行われた
  • 日野自動車 ポンチョ:ロングホイールベースでありながら前後のオーバーハングが小さいので、狭い道でも小回り性は良好
  • 日野自動車 ポンチョ:ロングボディの2ドアタイプは中扉・後扉のどちらからでも車いすの乗降が可能
  • 日野自動車 ポンチョ:ユニバーサルデザインを全面的に取り入れている

キーワードは「ポンと乗ってチョこっと行く」

都市部から山間部まで、とくに狭隘路の多い地区で活躍する日野自動車の小型バス「ポンチョ」をご存じですか? ポンチョは「ポンと乗ってチョこっと行く」をキーワードとして、「誰もが気軽に乗れる」をコンセプトに開発された小型バスです。見た目の愛らしさも相まって、バスという公共交通機関でありながら、親しみやすいデザインの車両になっています。

ユニバーサルデザインの指標をもとにスタイリング

日野自動車「ポンチョ」のエクステリアで目を惹く愛らしい丸形のヘッドライトは、なんとダイハツ2代目L900系「ムーヴカスタム」から流用し、コスト低減を図るなど斬新さも特徴のひとつだ。

多くの人がバスといえば全長11m前後の大型バスを思い浮かべるだろうが、ポンチョはロングボディでも全長7mと短め。ショートボディに至っては全長6.3mとバスとしては驚きの小ささが特徴だ。全幅も2080mmとなっており、長さと幅に関してはマイクロバスのサイズとなっている。

日野ポンチョがもっとも活躍しているのが、地域に密着したコミュニティバスの用途だ。定員は30人程度で乗降時の運賃収受を考慮した場合、ドアが車体中央にあるマイクロバスよりも運転席に近い場所にドアのあるポンチョは扱いやすい。

路線使用を前提としている設計のポンチョは、ユニバーサルデザインを全面的に取り入れている。たとえばフロアの80%を低床フラットフロアにし、高齢化やバリアフリー社会にも最適な構造となっているのも人気の秘密だ。乗降用扉は前後とも(前扉のみのモデルもあり)にアウタースライド方式で、戸袋スペースなどで室内空間を犠牲にしない工夫もされている。

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