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30年乗る相棒は『ハリー・ポッター』の「空飛ぶクルマ」! フォード「アングリア」は1.5リッターエンジンに換装した快適仕様です

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TEXT: 奥村純一(OKUMURA Junichi)  PHOTO: 奥村純一(OKUMURA Junichi)

エンジンはコンサル カプリの1500ccに換装

1994年4月に購入した森塚さんのアングリアは、イギリスではなく、ノックダウン工場のあった南半球のニュージーランドで製造されワンオーナー車だったということが、付いてきた整備記録から分かる。走行距離は約3万マイル(約4万8000km)のフルノーマル車だったそうだ。

「乗り始めた当初はあまり長く乗ることは考えていなかったのですが、部品の入手も比較的ラクで、維持も困らなかったのと、ヘッドライトの上の眉毛のようなモールも、なんだか人間味があるデザインですよね。見た人から可愛いと言われるので、気分いいじゃないですか。それで気付いたら、ちょうど30年目の付き合いになりましたね」

購入時より塗装面にカサカサしている部分もあったというボディは8年前に再塗装。30歳までメカニックをしていたという森塚さんは、その経験を活かして、ブレーキ配管の引き直し、ワイヤーハーネス交換、フロントブレーキのディスク化などを行い、エンジンとトランスミッションは、同じフォードの「コンサル カプリ」の1500ccに積み替えている。

「動力系の部品はアングリアよりコーティナやエスコートといった年式の新しいものが、ほぼ無加工で取り付けられるのもフォードの魅力ですよね。外観はノーマルのままですが、アップデートでより快適なアングリアになっていると思います」

さすがメカニックの経験もある森塚さんの愛車は、これまで路上で止まったことは2回しかないらしい。

「こうしたイベントは、国内外のいろいろなクルマを間近で見ることができますし、そうしたクルマを維持してるオーナーさんたちとの会話は貴重な経験で、とても楽しいですね。来年もスタッフをしてますので、ぜひ春の三河~遠州路を楽しみに来てください」

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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