デザイン・ディレクターが新型「トゥールビヨン」について語る
ブガッティは、同社のマテ・リマックCEOが「新時代」と題した映像シリーズの第1弾を公開しましたが、第2弾としてデザイン・ディレクターのフランク・ハイル氏が新型「トゥールビヨン」のデザイン哲学について語る映像が新たに公開されました。ブガッティ好きにはたまらない内容を収めた映像は、ブガッティ公式YouTubeチャンネルで視聴することができます。
パフォーマンスを目的としたデザインを追求
ブガッティがYouTubeで公開した映像シリーズの第2弾は、2024年にデビューした新型「トゥールビヨン」のデザイン哲学についてだ。この映像では、デザイン・ディレクターのフランク・ハイル氏が語っている。
「115年を超えるブガッティの歴史には、私たちデザイナーが参考にできる遺産があります。そして私たちが考慮しなければならないのは、フォルムはつねに性能に従うということです」
とフランク・ハイル氏は説明する。現代のブガッティのすべてのデザインに共通する要素として、トゥールビヨンもフロントからリアまでスピードによって形作られている。各カーブ、吸気口、排気口、パネルなどあらゆる構造が新たなレベルのパフォーマンスを引き出すために、細心の注意が払われてデザインされた。
トゥールビヨンの開発過程において、エアロダイナミクスがあらゆるデザインと密接に関係している。トップスピードを追求するのか、ブガッティ「ボライド」のような高いダウンフォースを追求するのか。いずれにせよ問われるのは、そこにパフォーマンス上の目的があるかということである。