ランボルギーニとマクロンがパートナーシップを締結
ランボルギーニのモータースポーツ部門スクアドラ・コルセは世界でも評価の高いスポーツブランド「マクロン」とのパートナーシップを発表しました。今後3シーズンにわたり、FIA世界耐久選手権(WEC)とIMSAスポーツカー選手権に参戦するチームをサポートします。
チームのユニフォームをマクロンが提供
ランボルギーニとイタリアのボローニャに本社を置くスポーツブランド「マクロン」は、品質、革新、パフォーマンス、イタリアンスタイルという旗印の下に一体となるパートナーシップを発表した。このコラボレーションの第1章は、ランボルギーニのモータースポーツ部門スクアドラ・コルセをフィーチャーしたもので、今後も取り組みを拡大していく予定である。
マクロンは3シーズンにわたりランボルギーニに同行し、FIA世界耐久選手権(WEC)、IMSAスポーツカー選手権に参戦するチームのユニフォーム提供を行う。このユニフォームは、高いパフォーマンスを保証するために優れた機能性を備えた生地で作られる。また、マクロンは世界中のランボルギーニファンやエンスージアストにレプリカ版のスクアドラ・コルセコレクションの製造・販売を行う。
両ブランドは、競争力、チームワーク、限界を超えるといった共通のコンセプトで結ばれている。卓越性の絶え間ない追求に加えて、メイド・イン・イタリーの価値を世界中に拡大できる国際的なビジョンを持ちながらも、同じ地域に深く根ざしていることを誇りとしている。
ランボルギーニとマクロンが誕生したエミリア・ロマーニャ州のモーターバレーおよびスポーツバレーは、ビジネスの才覚、プロフェッショナリズム、情熱、創造性において世界の基準となっている。
ランボルギーニ会長兼CEOのステファン・ヴィンケルマン氏は、次のようにコメントした。
「私たちにとって、このパートナーシップはスポーツ界への自然な敬意です。目標は2つの組織の間に素晴らしいチームワークを生み出し、このコラボレーションから生まれると確信している将来の成功を分かち合うことです」
AMWノミカタ
マクロンはテクニカル・スポーツウェアの製造・販売におけるリーダー的存在であり、90以上のプロクラブや国内連盟にウェアを提供している。先日札幌ドームで行われたラグビーの国際試合でイタリア代表が着ていたのも、マクロンのユニフォームだった。
マクロンの特徴は、柔軟性にある。通常は、基本となるカタログからユニフォームの色やロゴなどを選ぶが、マクロンは契約クラブごとに専用のオリジナルのデザインや素材を考えるという。チームの目的に合った商品を提供することで、その存在価値が高まるのだ。
今後3シーズンにわたり、ランボルギーニのチームスタッフにユニフォームが提供される。自動車レースならではのユニフォームに必要な機能が存在し、マクロンはこれまでのノウハウでその要求に応えることが可能なのであろう。同じボローニャにあるプロフェッショナル同士の良いコラボレーションだと思う。