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日産「エクストレイル」で野外「グランツーリスモ」は可能か? 1500W電源でキャンプの楽しみ方が無限に広がります

日産「エクストレイル」で野外「グランツーリスモ」は可能か? 1500W電源でキャンプの楽しみ方が無限に広がります

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TEXT: AMW 竹内耕太(TAKEUCHI Kota)  PHOTO: AMW

  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:2022年7月に4代目へフルモデルチェンジ
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:4代目はパワートレインがe-POWERに一本化された
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:オーテック仕様はブルーの挿し色が特徴
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:ボディサイズは全長4675mm×全幅1840mm×全高1715mm
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:試乗車は電動4WDのe-4ORCE
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:フロントグリルは上質感を強調したオーテック専用品
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:メタル調フィニッシュのフロントプロテクターやシグネチャーLEDもオーテック専用
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:専用20インチアルミホイールにミシュラン プライマシー4の255/45R20を履く
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:ダーククロムのドアロアモールもオーテック専用
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:リアプロテクターもオーテック専用
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:AUTECHのエンブレム
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:発電専用の直列3気筒エンジンはターボ化
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:インテリア全体をブラック基調でコーディネート
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:エンジンで発電してモーターで駆動するシリーズハイブリッド、e-POWER
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:600km少々走っての燃費は14.6km/L
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:プロパイロットの操作はシンプルで分かりやすい
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:インストロアフィニッシャーは木目調
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:ナビは12.3インチワイドディスプレイ
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:空調は物理スイッチで運転中も操作しやすい
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:運転席の右側にある「AC ON」スイッチでラゲッジルームの1500W電源を有効化できる
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:シフトセレクター
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:EVモードスイッチとe-Pedalスイッチ
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:e-4ORCEの走行モードセレクター
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:専用キルティングのブラックレザーシート
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:ブルーでAUTECHの刺繍が入る
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:後部座席もキルティング
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:後部座席にもUSB端子が備わる
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:後部座席のセンターアームレスト
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:ラゲッジルームの容量は575L
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:後席は4:2:4の分割可倒式
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:フルフラットにすると車中泊もできそうな広い空間となる
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:ラゲッジルームの左側にAC100V/1500W電源が備わる
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:ラゲッジルームの容量は575L
  • 折り畳み式ゲーミングチェアは後席に難なく置くことができた
  • 後席にゲーミングチェアとキャンプ道具を詰め込んだ状態
  • キャンプ場でゲーム用の環境を設営
  • 愛用の折り畳み式ゲーミングチェア
  • エクストレイルからの電源でテレビもプレステも難なく始動
  • 愛用のハンコン
  • 愛用のハンコン
  • 日産 エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ:電動4WDの「e-4ORCE」が前後モーターを賢く制御し、コーナリングが続く山道でもなめらかに走れる
  • 4代目エクストレイルに日産で初採用された100V/1500W電源で遊んでみた

アウトドア派に支持されてきたエクストレイルは4代目で電動化

夏だ! 休みだ! アウトドアだ! というわけで、AMW編集部ではサイズもジャンルも異なる4台のクルマを持ち寄り、編集部員がそれぞれのキャンプスタイルをレポートします。第1弾は、2022年に4代目となった日産「エクストレイル」。シリーズハイブリッドの「e-POWER」モデルのみとなり、タフギア感に上質さをプラスしたSUVへとキャラ変した現行型ですが、今回注目したのは、日産車で初めて採用されたAC100V/1500W電源です。

アウトドアで「グランツーリスモ」をやったら楽しいかも?

まず前提となる筆者のアウトドアレベルをお伝えしておくと、キャンプ歴は10年少々で、コロナ禍までは年2~3回。ソロキャンサイズのテントやタープ一式は持っているものの、自分でアウトドア料理をすることはほぼなくて、酒やツマミを手土産に、本格派な友人知人のサイトにジョインするというコバンザメ派だ。

その一方、ゲームっ子世代なので『グランツーリスモ』シリーズの歴は長く、初代からほぼ全タイトルをプレイしてきており、折り畳み式ゲーミングチェアとハンドルコントローラーまで家に常備しているほど。ただし下手の横好き系で、最近はクルマのカラーリングやステッカーなど(リバリー)をイジったり撮影モードを楽しむのが中心だが……。

今回のAMWキャンプ企画を行った長野県小諸市のキャンプ場「ウィスラー スカイベース小諸」は、BBQセットや食材セットも用意されていて、テントや寝袋もレンタル可能。なんなら手ぶらで行っても楽しめる、至れり尽くせりの施設だ。

しかし自分が用意した広報車は、現行型「エクストレイル オーテック e-4ORCE アドバンスドパッケージ」という、日産の国内SUVラインアップの中で最上級の全部のせモデルだ。大容量すぎて、テントや寝袋や折り畳みチェアを積んだくらいでは全然スカスカで、なんだかもったいない。

そこで以前から漠然と考えていた、「アウトドアでグランツーリスモをやったら楽しいかも?」という妄想を実践してみることにした。というのも、この4代目エクストレイルでは日産車として初めて、AC100V/1500Wの電源が装備されるようになった(グレード別設定)からだ。

e-POWERのターボ化は静かで上質な走りのために

2022年に4代目となったエクストレイルではパワートレインを日産独自のシリーズハイブリッド「e-POWER(イーパワー)」に一本化。そして発電を担当するエンジンが「VC-TURBO」の名でターボ化されたことも見逃せないポイントだ。

これまでe-POWERでは、高速道路をハイペースで走行しているときや長い上り坂など、電力消費が激しい状況では発電用エンジンがつねに高回転で「ビビビー」と唸り続けていることになっていた。耳ざわりでもあり、せっかくの最新モデルでもプアな印象を受けてしまうのは免れなかった。

このエクストレイルに乗ってみると、そういったe-POWERのネガが排除されていて、車重1880kgの大柄なボディを難なくスムーズに走らせることができる。多少アクセルを踏み込めばエンジンが頑張って発電している音と振動は伝わってくるが、車内の会話をさまたげたり、ラジオの声が聞きにくくなったりすることはない程度だ。プロパイロットを活用することで、高速道路の移動はいたって快適だ。

くわえて、電動4WDの「e-4ORCE(イーフォース)」が前後モーターを賢く制御してくれるおかげで、コーナリングが続く山道でもなめらかに走ることができ、ボディサイズのデメリットも感じさせない。

とくに今回はプレミアムなオーテック仕様だったこともあり、走りの性能においても雰囲気においても、タフギア感より、上質なSUVとして進化していることを痛感させられた。

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