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新婚の頃に乗っていたアルファ ロメオを30年の時を経て購入…「ジュリア 1600スーパー」に初めて乗った娘が「最高!」と大喜びでした

アルファ ロメオ ジュリア 1600スーパー:質実剛健で無骨なデザインから「醜いジュリア」とも呼ばれた

伊藤忠オートから販売された正規ディーラー車

2024年4月14日(日)、埼玉県行田市の古代蓮の里でアルファ ロメオのミーティング「カフェ・ド・ジュリア2024」が開催されました。このミーティングの特徴は、所有歴が長いベテランと、購入してから日が浅いビギナーがバランスよくエントリーしていること。ベテランオーナーである“Rosso Bianco”さんは、伊藤忠モノのアルファ ロメオ「ジュリア 1600スーパー」でミーティングに参加。愛車とのストーリーを伺いました。

こだわりは気品あふれるネイビーの外装色

カフェ・ド・ジュリア2024に今回で7回目の参加となった“Rosso Bianco”さん(66歳)は、古兵側のオーナー。参加回数こそ少ないが、30年ほど前にキャブレター仕様の105系「ジュリア」を購入し、その後、新旧さまざまなアルファ ロメオを愛用している御仁だ。

「新婚の頃に1966年式の白いジュリア スーパーに乗っていました。アルフェッタのセダンを所有していたこともありましたね。その後はいったん105/106系から離れ、1999年式の146ジュニア 1.4TSや2001年式の916型GTV 3.0 V6を購入しました。FF車のアルファ ロメオは走ってよし、眺めてよし、というクルマなので、いまでも愛用しています」

趣味性が強いクルマが大挙して集まるイベントで、これまでに数回、FF車のアルファ ロメオで参加している“Rosso Bianco”さんとお会いしたことがあるが、キャブレター車に乗っている姿を拝見したことはなかった。今回、1973年式のアルファ ロメオ ジュリア 1600スーパーでカフェ・ド・ジュリアに登場していたので、再びキャブレター車を購入した理由について話してもらった。

「30年の時を経ていい出会いがあり、家族に薦められて購入しました。購入したのは2023年10月のことです。新婚の頃に乗っていたジュリア スーパーはボディカラーが白でしたが、今回買った個体はオランダ・ブルーと呼ばれるノーブルな紺色です。この外装色がこだわりのポイントですね。伊藤忠モノのオリジナル車です」

ミーティングにファミリーで参加

“Rosso Bianco”さんは、オランダ・ブルーのジュリア 1600スーパーで家族4人でのお出かけやツーリングを楽しんでいる。今回のカフェ・ド・ジュリア2024にも、奥さま、長女(29歳)、次女(26歳)とファミリーで参加していた。

「前オーナーが長きにわたって大切にしてきたクルマなのです。ちゃんと動く状態でしたが、私の手元に来てからさらに各部をパリッと仕上げました。愛車との1番思い出深いエピソードは、初めて4人で乗ったときに次女が“コレ最高!“と歓んでくれたことですかね。今度、4人フル乗車で熊本へ行きたいです」

“Rosso Bianco”さんが引き継いだジュリア 1600スーパーは105/115系ジュリアのオーナーの間では有名なクルマで、筆者も20年前から定期的に見てきた。いいクルマがいいオーナーのもとに嫁いだので、自動車趣味人たちは安堵しているのであった。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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