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11年で21万キロ走破! 希少カラーに一目惚れした日産R33「スカイラインGT-R」がきっかけで彼女とも出会えました

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TEXT: 山崎真一(YAMAZAKI Shinichi)  PHOTO: 増田貴広(MASUDA Takahiro)

  • R33オーナー
  • 日産 R33 GT-R:ワンポイントとして赤を添えたインテリア。シートはブリッドのストラディアを装着
  • 日産 R33 GT-R:エンジンはノーマル然としているがタービンとカム交換で500psを発揮する
  • 日産 R33 GT-R:ブレーキはR35 GT-RキャリパーとRDD製ブレーキローターの組み合わせ
  • 日産 R33 GT-R:人気の高いガナドールミラーのレプリカをセット。デザインは本物よりもやや跳ね上がっている
  • 日産 R33 GT-R:一世を風靡したオートセレクトのデビルスポイラーとガレージディフェンドのカナードを装着
  • 日産 R33 GT-R:ボリューム感のあるサイドステップはトップシークレット製
  • 日産 R33 GT-R:純正リアスポイラーのウイング取り付け穴を活用して、ハイマウント化。ダウンフォースを高めている
  • 日産 R33 GT-R:超軽量かつ排気効率を追求した東名パワードのEXPREME Tiチタン。エンド部はヒートグラデーション仕様だ
  • 日産 R33 GT-R:独特の形状をしたリアアンダーディフューザーはトップシークレット製
  • 日産 R33 GT-R:中・後期型に採用されたスーパーレッドIIはスポーツカーに似合う明るめのカラーが特徴
  • 日産 R33 GT-R:深リムの5本スポークのデザインで選択したVOLK RACING GTC。スポークのディンプルが特徴的だ
  • オーナーのカワチさん。彼女との出会いはR33 GT-Rがきっかけとか

信号ダッシュで見せつけられた4連リングのテールがきっかけ

数あるホイールメーカーのなかでも、作り手とファンを繋ぐオフ会(感謝イベント)を開催しているRAYS(レイズ)。富士スピードウェイで開催された「レイズファンミーティング」は、第3回を迎えた2024年も全国から新旧RAYSホイールを履くクルマとオーナーが会場を埋め尽くし、好天の下、同じブランドを愛する同士が思い思いの時間を過ごしました。参加した約700台の中から、希少なレッドカラーの日産R33「スカイラインGT-R」を紹介します。

生で見たスーパークリアレッドIIにひと目惚れ!

ひと目惚れしたというスーパークリアレッドIIのボディに、フロントはオートセレクト製デビルスポイラーにガレージディフェンド製カナードを装着。リアは純正ウイングにハイマウントステーを組み、2段のGTウイングをセットすることで、強力なダウンフォースと迫力あるビジュアルを構築する。会場でもひと際目立っていた“カワチ”さんの日産BCNR33型「スカイラインGT-R」は、サーキットを走るわけではないが、スポーティなイメージがお気に入りとのこと。

以前はスバル「レガシィ」に乗っていたそうだが、信号待ちからの加速で見せつけられた4連リング、遠ざかっていくBCNR33の姿に惚れたのが、のめり込むきっかけだった。レガシィが壊れた日に偶然訪れたユーズドカーショップで出会ったのが、現在愛車となるR33 GT-R。本当はミッドナイトパープルが好きだったというが、初めて生で見たスーパークリアレッドIIにひと目惚れした。

ホイールは深リムが印象的なVOLK RACING GTC(11J×19 IN9)で、大柄なボディに迫力負けしないように19インチをインストール。太めの5本スポークから見えるゴールドのキャリパーはR35 GT-R用で、RDD製のφ355mmローターと組み合わせている。エンジンは本体こそノーマルだが、タービン&カム交換で強化して現在は500psという仕様だ。

ホイール

エンジンサウンドとあふれ出る高揚感は格別!

「最初はここまでイジる気はなかった」という“カワチ”さんだが、主治医である茨城県の「アウトバーン」へ通ううちに、同店を訪れているGT-Rオーナーたちに感化され、仲間に負けじとカスタムを重ねて今の姿へとたどり着いた。そして、時間を共有するとともにGT-Rも特別な存在となった。

「GT-Rの魅力は語り尽くせません。ビジュアルはもちろんですが、RB26DETTエンジンのサウンドと走るたびにあふれ出す高揚感は格別です。あと、GT-Rを通して多くの人と繋がり、わたしの人生を豊かにしてくれました。現在付き合っている彼女との出会いもGT-Rがきっかけなんですよ」

とカワチさん。同じクルマを愛し、励まし合える仲間がいることは、旧車を長く所有するために必要不可欠なピース。苦難も仲間と一緒なら乗り越えられる。購入して11年、5万kmだったオドメーターは現在26万km。飽きることはなく、いつ乗っても新鮮だと語る。今後はエンジンリフレッシュという大がかりな作業も控えているが、手放すことなく生涯付き合っていくと決めている。

「最初はこんなに長く乗り続けるとは思っていませんでしたが、ここまで一途に愛せるクルマに出会えたことは本当に幸せです」

一度乗ったら手放せない。GT-Rとはそんな気持ちにさせてくれるクルマなのだ。

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