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約6倍の受注を記録! ホンダ新型「フリード」はなぜ人気? 炎天下でも2列目3列目が極楽! ドライバーも同乗者も疲れ知らずな仕上がりでした

約6倍の受注を記録! ホンダ新型「フリード」はなぜ人気? 炎天下でも2列目3列目が極楽! ドライバーも同乗者も疲れ知らずな仕上がりでした

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TEXT: 橋本洋平(HASHIMOTO Yohei)  PHOTO: 神村 聖(KAMIMURA Satoshi)/HONDA

  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):CROSSTARはオーバーフェンダーで3ナンバーサイズとなる
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):CROSSTARは力強さやタフネスをテーマにしたデザイン
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):シンプルな角丸四角形のポジションランプはデイタイムランニングランプとターンランプを兼ね備えたマルチファンクション
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):専用フロントグリルと専用バンパーに高輝度シルバーガーニッシュを奢る
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):専用の15インチアルミホイールは安定感のある角丸四角形をモチーフにした放射状デザイン
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):リアコンビネーションランプはシンプルで記号的な角丸四角形とすることで後続車からの被視認性に配慮
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):リアもシルバーのライセンスガーニッシュとロアガーニッシュを備える
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):e:HEVは、エンジンで発電しモーターで走行するシリーズハイブリッドを基本に、必要に応じてエンジンとタイヤを直結しガソリン車として走行するシステム
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):シンプルな7インチTFT液晶メーターに必要な情報がわかりやすく集約される
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):運転中の操作が必要なスイッチをセンターパネルに集約し、わかりやすくゾーニング
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):小物を置くのに便利なインパネトレーは傷が目立ちにくいシボ仕上げ
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):内装はアウトドア用品と共通イメージの素材を採用し、力強いブラックとカーキで構成
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):2列目キャプテンシートの骨格は変わらないが、深く腰掛けられるようにサポートを改め、一方で座面は前側を15mmほど持ち上がるようにすることで、実質的に座面が伸びたかのような感覚が得られる
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):3列目席はリアクオーターウインドウの拡大により開放感を大幅に向上している
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):3列目シートまで使用した状態では荷室はほぼない
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):3列目シートは左右に跳ね上げて固定できるので、積載性は高い
  • ホンダ フリード e:HEV エアーEX(FF・7人乗り):AIRでは全体をシンプルな造形とノイズの少ないクリーンなサーフェイスで構成
  • ホンダ フリード e:HEV エアーEX(FF・7人乗り):ヘッドライトからキャラクターライン、そして、リアライセンスガーニッシュまでを連続感のある水平基調で構成し統一感や安定感を強調
  • ホンダ フリード e:HEV エアーEX(FF・7人乗り):ヘッドライトやグリルをシャープなグラフィックとすることで凛とした表情を創出したという
  • ホンダ フリード e:HEV エアーEX(FF・7人乗り):15インチアルミホイールはベルリナブラック塗装をベースに、切削シルバーによってポジションランプと共通イメージのスポークを表現
  • ホンダ フリード e:HEV エアーEX(FF・7人乗り):インストルメントパネルに、柔らかなファブリックを大面積で配置
  • ホンダ フリード e:HEV エアーEX(FF・7人乗り):小物を置くのに便利なインパネトレーは傷が目立ちにくいシボ仕上げ
  • ホンダ フリード e:HEV エアーEX(FF・7人乗り):こちらは2列目が3名乗車のベンチシートとなる
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):インホイールメーターの採用などにより、水平でノイズレスなダッシュボードを実現。車両感覚や自車の向きを把握しやすくしている
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):コンパクトミニバンとして初めてリアクーラーを設定。コントロールスイッチをルーフとセンターパネルに備え、2列目席と1列目席の両方から操作できる
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター スロープ:FFのみの設定で乗車定員は通常時5名、車いす乗車時6名
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):ホイールアーチプロテクターやサイドシルガーニッシュなど、下まわり全周にわたってブラックで引き締める
  • ホンダ フリード e:HEV クロスター(4WD・6人乗り):走ればタウンスピードからしなやかな乗り味で、突き上げ感を伴うようなことはない

4代目フリードが売れまくりな理由とは?

ホンダのコンパクトミニバン「フリード」がフルモデルチェンジで3代目となり、受注状況は絶好調です。さっそく試乗したモータージャーナリストの橋本洋平さんは、走りの進化はもちろんですが、2列目・3列目の快適性の劇的な進化に「そこまでやるか!」と目を見張ったとか。そんなフリードの注目ポイントを解説していきます。

専属ドライバーにされがちなパパさんたちでも納得の走り

いまホンダ「フリード」の販売が好調だ。2024年6月28日に新型3代目が発売されたが、受注はおよそ1カ月で3万8000台を記録。そもそもの月間販売計画は6500台だというから約6倍の受注というわけだ。もちろんそれは新型車効果なのは言うまでもないが、旧型はモデル末期であっても1万台以上を記録していたのだから、まだまだ売れても不思議ではないだろう。

その魅力は一体どこにあるのか? ひとつ目はハイブリッドモデルのパワーユニットを刷新したことだろう。83%ものユーザーが選択したという「e:HEV」は、2モーターハイブリッド。基本的にはモーターで駆動し、もうひとつのモーターは発電機というわけだ。低負荷で巡行状態になるとエンジンとタイヤが直結モードとなるギアが繋がる、なかなか凝ったシステムを搭載した。おかげで走ればシームレスな加速を実現してくれる。いつでも要求した通りのトルクを生み出してくれるし、フル加速などをしなければエンジンだって静粛性は高い。

ふたつ目はシャシーの進化だ。プラットフォームはキャリーオーバーとなるが、フロアやサイドシル、フロアフレーム、バルクヘッドなどは新作。開口部やダンパー取り付け部、リアクオーターピラーなどの剛性アップも行なっている。走ればタウンスピードからしなやかな乗り味で、突き上げ感を伴うようなことはない。対して高速走行をしてみても、安定感が高く、ロングドライブでも疲れ知らずな仕上がりとなっている。これなら専属ドライバーにされがちなパパさんたちでも納得だろう。

雪道でも狭い市街地でもドライブしやすい

今回は4WDモデルにも試乗したが、そちらは重量が増すことにより、ドッシリとした乗り味になっている。乾燥路においてはその4WDの恩恵はほとんどないが、2月にテストコースを走った印象を振り返ると、かなり走破性が高く改められていたことが印象的。旧型比でリアの駆動力を10%も引き上げることで、トラクションはかなり豊か。急坂の発進でもフロントがブレずに発進。高速域までリアにしっかりとトルクを与えてくれることで、安定感が高かったことも印象的だった。その気になればアクセルで向きを変えられるし、雪道にも出向く方々にはかなりオススメな仕上がりだ。

また、運転席からの視界がかなり広がったところも使いやすい。ピラーやダッシュボードにあった視覚的ノイズを大幅に減らすことに成功した新型フリードは、今回試乗した「港の見える丘公園」周辺の狭い道であっても扱いやすかった。駐車車両をかわしたり、その状況で対向車とすれ違ったりという状況であったとしても、気を遣うことなく駆け抜けることが可能。運転が慣れていない人であってもこれならドライブしやすいのではないだろうか。

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