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プリンス「S54B型 スカイライン2000GT-B」はノンレストアの極上品! 「開運!なんでも鑑定団」に出演したビンテージカー博物館のオーナーが所有する1台とは

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)

若かりし頃に旧車に目覚め、コレクションがスタート

セピアコレクションの館長として松﨑さんがこだわるのは、できる限り走行状態のまま動態保存を心がけていることだ。

「30年くらいかけてコレクションしてきましたが、貴重な昭和のクルマを約130台所有しています。そのほとんどが、しっかりと走る状態で維持しています。日本でもトップクラスに入る素晴らしいコンディションの車両を集めたいという思いで続けてきました。車種によっては部品が無いので直してあげられない状態のものもありますが、それで放っておくのは、私にストレスが溜まるのです(笑)」

若かりし頃に立てた目標は、「大きいガレージを建てて、好きなクルマを集めたい」。そのためには、仕事を頑張ってしっかりと収入を得なければいけなかった。20代の頃にその目標を掲げた松﨑さんは、夢を叶えるために事業を開始。それと同時に少しずつ車両を集めたことで、15年ほど前にセピアコレクションとして名車博物館をスタートさせた。

「基本的にクルマが大好きで、その原点はどこにあるのかを遡った結果、当時の軽自動車やオート三輪に辿り着きました。誰もが欲しがる有名なスポーツカーだけではなく、当時の普通の自動車。今となっては現存台数が限りなく少ない車両も所有しているのは、そのような理由です。自動車の生産がオートメーション化する前は、職人さんが手作りで製造していました。工業製品ではありますが、人間の手によって直接作られた、当時の職人芸に対しての畏敬の念もあります」

「開運!なんでも鑑定団」に出演

じつはこの取材の後、松﨑さんより1本の電話が入った。なんとテレビ東京系列「開運!なんでも鑑定団」から連絡があり、「ある希少車」の鑑定依頼が番組側からあったのだそうだ。

「今から18年前の2006年、私が博物館を開始する前に自分のコレクションの鑑定依頼をして、一度番組に登場したことがあったのです。しかし今回は、先方からの依頼で収録に参加することになりました! 所有しているコレクションの価値を認めてもらえたようで、すごく嬉しかったです」

8月13日に放送されたが、TVer(ティーバー)では8月20日まで見逃し配信中。セピアコレクション館長として30年に渡りこだわり集めた「ある希少車」のその価値と、商売としてではなく趣味として、ここまでの車両を所有する松崎さんの熱い思いをぜひご覧あれ!

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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