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青空駐車で9年放置から路上復帰した日産「180SX」は新車購入ワンオーナー! 3000円の頭金でフルローンで購入した理由とは

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TEXT: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)  PHOTO: 酒寄俊幸(SAKAYORI Toshiyuki/gasgraphix)

息子さんの「あのクルマに乗りたい」という一言でレストアを決意

「免許を取った息子が、“子どもの頃から家にずっと置いてあるアレに乗りたい”って言ってくれたのです。それから2人で資金を捻出して、レストアを開始しました。ボディ修理のため鈑金から始まり、結果的に1年弱ほどである程度まで完成させることができました」

レストア開始は4年ほど前。前述したフードレッジ部分の修理は必須で要鈑金補修だったため、それに合わせて全塗装も実施。カラーは購入時の純正色、イエローイッシュシルバーを再び選び、ご覧の美しい仕上がりで完成したのだ。

“ダイスケ”さん親子の愛車は、1993年式の中期型。基本的に純正スタイルを崩さないのがテーマのため、外装類は各年式の純正品を流用。リップスポイラーは前期用、サイドステップは中期のままで、後ろのハッチバックまわりはスポイラーも含めて、ごっそりと後期用を移植。そしてその下部には純正アンダースポイラーも装着している。

エンジンなどは、グリップ走行やドリフト走行を楽しむためにチューニング。S14型シルビアの後期用タービンを使ってブーストアップ。HKS製インタークーラーやエアクリーナー、燃料ポンプを装備している。マフラーもHKS製で、ホイールは4穴から5穴化。フロントは社外ハブキット、リアはS15型シルビア用ハブボルトを流用。こうして、グリップやドリフトなども楽しんでいる。

頭金3000円の衝動買いから始まった180SX生活。青空放置という途中経過があっても所有し続けた結果が、この家族の新しい物語を切り拓いたのだ。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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