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なつかしの国産車からフェラーリやポルシェまで! 選ばれしクルマだけが展示できるカスタムカーショー「WEKFEST」に注目が集まっています

なつかしの国産車からフェラーリやポルシェまで! 選ばれしクルマだけが展示できるカスタムカーショー「WEKFEST」に注目が集まっています

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TEXT: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)  PHOTO: 近藤浩之(KONDO Hiroyuki)

  • 参加車両は北米販売車両の全メーカー、全車種が対象となる
  • アメリカのスタッフによる審査にパスした車両のみ展示を許される
  • イベントグッズ売り場には朝から長い行列が
  • 1993年式日産シルビア。PANDEMワイドボディキットなどを装着
  • 1974年トヨタ2代目カローラクーペ。前後のスポイラー、ヴィタローニのミラーなど、各部に手が入っている
  • 1999年式日産シルビア。全塗装を行ったボディだけでなく、エンジンルームにも手が入っている
  • フェラーリ 488スパイダー。T-DEMAND PROARMのアームで足まわりをセットアップ
  • 1960年式プリムス ベルべディア。エクステリアは全てDIYとのこと
  • 1953年式フォルクスワーゲン タイプ1(ビートル)。1950年代のパーツを多用して製作
  • 1993年ホンダ シビック クーペ。フロントバンパーなどをEK9シビック用に置換
  • グローバルモデルの日産R35型GT-R GT3はシルバーラッピング仕様で展示
  • ローダウンされた1981年式フォルクスワーゲン ラビット(ゴルフの北米名)のピックアップモデル
  • エアサスがセットされた2005年式ポルシェ 987型ボクスター
  • 1972年式メルセデス・ベンツ W108などのヒストリックモデルも
  • 1989年式日産セドリック。アクアマリン・ブルーで美しくフィニッシュ
  • フロントスポイラーが印象的な、2012年式シボレー カマロ
  • エアサスでローダウンされた、2018年式レクサス LC500
  • 後期純正のエクステリアで仕上げられた、1998年式日産240SX
  • 1992年式三菱GTOも当然25年ルールの対象車
  • エクステリアからエンジンまで手が入った2013年式トヨタ86
  • トラストブースに展示されていた日産R34型スカイラインGT-R
  • ローライダースタイルのシボレー インパラ
  • ワイドボディとなった1996年式BMW E36 M3C
  • 1996年式BMW E36 M3Cはトラストのタービンでターボ化されている
  • ワイドボディなどで迫力が増した、2021年式トヨタGR86
  • 写真では分からないが、ガルウイング仕様となる2022年式シボレー コルベット
  • ワイドボディキットが装着され、RB26DETTにスワップされた、1991年式日産スカイライン
  • ハードトップを装着してリアフェンダーをワイド化し、USDMの要素を加えられた1995年式BMW 328i コンバーチブル
  • ボディキットや格子のグリルなどでカスタムされた、2018年式ダッジ チャージャー
  • 2020年式マクラーレン 600LTの姿も
  • エアサスで車高が落とされ18インチのファルケンAZENIS FK520を履かせた2003年式日産フェアレディZ
  • L28エンジンにスワップされた左ハンドルの1974年式ダットサン260Z
  • エクステリアからエンジンまで仕上げられた1980年式ミニ モーク
  • センターロックのOZホイールを履いた1996年式ポルシェ911カレラ
  • リバティーウォークのボディキットを身にまとった1996年式マツダ RX-7
  • 2024年5月3日、ポートメッセなごや第1展示館で開催された「WEKFEST JAPAN 2024」
  • 1970年式日産フェアレディZ。ホイールはレイズのボルクレーシングGT-C 17インチ

カスタムフリークにとってはWEKFESTにエントリーすることがひとつの目標

アメリカ発祥のカスタムカーショー「WEKFEST JAPAN(ウェックフェスト ジャパン)」が日本に上陸したのは2014年のこと。主催者による厳しい審査をパスした車両のみがエントリーを許される、ハイクオリティなイベントとして知られています。参加資格は北米販売車両のみ(25年ルール適用)ということで、日本でなじみ深いモデルだけでなく、珍しいクルマの姿も。2024年の会場からカスタムシーンの最新トレンドをお伝えします。

審査に通過したクルマだけが展示される

会場に整然と並べられた、さまざまなメーカー、さまざまな車種、さまざまなカスタムが施されたクルマたち。アメリカ発のイベントとして日本には2014年に上陸し、すでに日本のカスタムシーンに定着しているイベント、「WEKFEST JAPAN」が2024年は5月3日にポートメッセなごやで開催された。

このイベント、クルマを展示するためには応募だけでなく、アメリカのスタッフによる審査が必要となるのが特徴だ。そのため展示車両のレベルの高さが担保されるとともに、参加オーナーはこのイベントに自分のクルマを展示することがひとつの目標となっているようだ。参加車両は全メーカー、全車種と幅広いが、「北米販売車両のみ」という条件が付き、日本車などに関してはいわゆる「25年ルール」が適用されることとなる。

見学するのも写真を撮るのもスムーズ

ヒストリックモデルから現代のモデルまで、その多くがエアサスや車高調などで車高を落としたスタイリングで展示されていたが、展示エリアは前後左右ともに車両の間隔が十分に取られており、足まわりをじっくり眺めながら車両を見学するのも写真を撮るのもスムーズ。

会場でのオーナーたちの会話に「ワイヤータック」、「シェイブドエンジンベイ」などといった単語が聴こえてくることも多く、実際チューニングだけではなく、エンジンルーム自体をキレイに見せるべくカスタムが施されたクルマを多数見受けることができる。それらのクルマの多くはボンネットを外して展示しているが、その外したボンネットはどこにいったかというと、会場内に専用のルームが用意されており、そこに保管しているのだという。こういったホスピタリティも、よく考えられ洗練されたものとなっているようだ。

オーナーカスタムの今が見られるイベント

展示車両に関してはジャパンのイベントだけに日本車が多いのは当然のこと。ただしアメリカのいわゆる25年ルールが適用されているため、最新の国産ドメスティックモデルはなく、現在人気の高いヤングタイマー車が多かったように感じられた。

さらにこのイベントでは、当時のチューニングやカスタムスタイルだけでなく、エアサス、ワイヤータック、シェイブドエンジンベイ、カーボンパーツの導入など、最新のトレンドが反映(アメリカンカスタムの影響も大きい)された進化したカスタムスタイルを見ることができる。こういったカスタムスタイルでクルマを仕上げているオーナーに、若い世代が多いのもまた、新しい波を感じられて喜ばしいところだ。

* * *

WEKFEST JAPAN 2024の展示車両はこの記事の画像ギャラリーで紹介しているほか、別途オーナー5名にインタビューしたのでAMWにて改めてレポートする予定だ。

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