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なつかしの国産車からフェラーリやポルシェまで! 選ばれしクルマだけが展示できるカスタムカーショー「WEKFEST」に注目が集まっています

カスタムフリークにとってはWEKFESTにエントリーすることがひとつの目標

アメリカ発祥のカスタムカーショー「WEKFEST JAPAN(ウェックフェスト ジャパン)」が日本に上陸したのは2014年のこと。主催者による厳しい審査をパスした車両のみがエントリーを許される、ハイクオリティなイベントとして知られています。参加資格は北米販売車両のみ(25年ルール適用)ということで、日本でなじみ深いモデルだけでなく、珍しいクルマの姿も。2024年の会場からカスタムシーンの最新トレンドをお伝えします。

審査に通過したクルマだけが展示される

会場に整然と並べられた、さまざまなメーカー、さまざまな車種、さまざまなカスタムが施されたクルマたち。アメリカ発のイベントとして日本には2014年に上陸し、すでに日本のカスタムシーンに定着しているイベント、「WEKFEST JAPAN」が2024年は5月3日にポートメッセなごやで開催された。

このイベント、クルマを展示するためには応募だけでなく、アメリカのスタッフによる審査が必要となるのが特徴だ。そのため展示車両のレベルの高さが担保されるとともに、参加オーナーはこのイベントに自分のクルマを展示することがひとつの目標となっているようだ。参加車両は全メーカー、全車種と幅広いが、「北米販売車両のみ」という条件が付き、日本車などに関してはいわゆる「25年ルール」が適用されることとなる。

見学するのも写真を撮るのもスムーズ

ヒストリックモデルから現代のモデルまで、その多くがエアサスや車高調などで車高を落としたスタイリングで展示されていたが、展示エリアは前後左右ともに車両の間隔が十分に取られており、足まわりをじっくり眺めながら車両を見学するのも写真を撮るのもスムーズ。

会場でのオーナーたちの会話に「ワイヤータック」、「シェイブドエンジンベイ」などといった単語が聴こえてくることも多く、実際チューニングだけではなく、エンジンルーム自体をキレイに見せるべくカスタムが施されたクルマを多数見受けることができる。それらのクルマの多くはボンネットを外して展示しているが、その外したボンネットはどこにいったかというと、会場内に専用のルームが用意されており、そこに保管しているのだという。こういったホスピタリティも、よく考えられ洗練されたものとなっているようだ。

オーナーカスタムの今が見られるイベント

展示車両に関してはジャパンのイベントだけに日本車が多いのは当然のこと。ただしアメリカのいわゆる25年ルールが適用されているため、最新の国産ドメスティックモデルはなく、現在人気の高いヤングタイマー車が多かったように感じられた。

さらにこのイベントでは、当時のチューニングやカスタムスタイルだけでなく、エアサス、ワイヤータック、シェイブドエンジンベイ、カーボンパーツの導入など、最新のトレンドが反映(アメリカンカスタムの影響も大きい)された進化したカスタムスタイルを見ることができる。こういったカスタムスタイルでクルマを仕上げているオーナーに、若い世代が多いのもまた、新しい波を感じられて喜ばしいところだ。

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WEKFEST JAPAN 2024の展示車両はこの記事の画像ギャラリーで紹介しているほか、別途オーナー5名にインタビューしたのでAMWにて改めてレポートする予定だ。

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