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トヨタ「タウンエース」が往年のフォード「F100」顔に! 愛犬と快適生活が送れる装備満載…断熱バッチリで12Vクーラーで真夏も安心です

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

愛犬と快適に楽しめるキャンピングカー

さて、本題のフレンドリーのキャンピングカー「ペコラ・クラシック」について詳しい説明に戻ろう。このクルマのコンセプトをフレンドリーに聞くと「愛犬と一緒に快適生活を送る1台」として製作されたという。

ベース車両の乗車定員は4名、就寝定員2名の設定で、室内はキャンピングを楽しめる装備が充実。エンジンを切っても稼働するサブバッテリーを搭載し、車内用12Vクーラーや給排水タンク、シャワーも設置。愛犬と一緒に過ごすための快適装備を意識した作りになっている。

また、オプションでトイレ、FFヒーター、インバーター、ルーフベンチレーター、ソーラーパネル、サイドオーニングなどを使用目的に合わせて選べるように設定している。

フレンドリーでは、より快適な車内環境作りをテーマに「断熱」に関してもとくに力を入れている。それは、コンパクトなクルマほど熱がこもりやすいという理由があるからだ。そこで、このペコラ・クラシックにも、独自考案の断熱システムを搭載。ルーフ裏・床面にメタルシートやセラミック素材を用いた多層構造の断熱材を使用し、さらに壁面にはウレタンチップを入れ、ドア内張りにも断熱加工を施すことで、オールシーズンで快適に過ごすせるように、見えない部分にもこだわって室内環境を整えている。

また、全体に断熱材をふんだんに使っているため、不快な騒音やルーフに叩きつける雨音が室内に響く症状も軽減でき、とても静かな車内というのも特徴だ。

ちょうどいいサイズ感で運転もしやすい

室内レイアウトは横向きスタイルを基本として水まわりを含むギャレーはシステムキッチン化して収納庫を兼ねた作りが面白い。ベンチスタイルの可変シートの下も収納庫として活用でき、荷物の置き場所に困るようなことがない作りになっていた。また、デモカーは1人+ワンコという設定なので、助手席を外して、そこに愛犬用ゲージ置き場になっているが、通常モデルの場合はそのままシートを取り付けた状態になるという。

軽自動車より大きく、ハイエースよりコンパクトで運転しやすいサイズ感が魅力のタウンエースベースの「ペコラ・クラシック」。キャンピングカーでカスタムまでも楽しむニュースタイルを提案してくれた斬新発想の印象的なモデルであった。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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