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米国「ルート66」は最低10日で全線走破可能!? たっぷり満喫するための予算や注意ポイントをお教えします【ルート66旅_66】

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TEXT: 佐藤 圭(SATO Kei)  PHOTO: 佐藤 圭(SATO Kei)

ルート66旅を安全に楽しむための心がけ3箇条

続いて旅をするときに注意すべきことを3つ。まずは治安でイースト・セントルイスなどごく一部を除き、通らないほうが無難というレベルの地域はごく少ないものの、ここは日本じゃないとの意識だけは必ず持ち続けて欲しい。

次は運転に関してで、日本と異なる交通ルールを調べておくこと、またガソリンは燃料計のおよそ半分を目安に補給しておくこと。JAFの会員なら提携しているアメリカのAAAで同等のサービスを受けられるが、場所によっては何時間もかかる場合がありその間に犯罪に遭わないとも限らない。

もうひとつは注意じゃなく楽しむための心がけを。英語が苦手なせいで現地で話しかけられたとき消極的になるのはやめて、単語の羅列でも身振り手振りでも積極的にコミュニケーションを取ろう。個人的にはアメリカほど英語が不得意な人に対して上手に接する国はないと思っているし、今なら翻訳アプリも高性能で、電子辞書を手放せなかった私が渡米し始めのころとは大違いだ。

次なるルート66旅に向けて準備中

世界中が大混乱に陥ったコロナ禍のせいで、中断を余儀なくされていたアメリカの旅。現地の友人たちとは連絡を取り続けているが、ようやくライフワークを再開するときが来た。東日本大震災の当日に宿泊していたモーテルのオーナーで、何かにつけて支えてもらい後に家族ぐるみで仲よくなったリサが、来年の3月に80歳を迎え仲間たちが盛大なパーティーを開くという。それに参加しながらアリゾナ州とカリフォルニア州のルート66を走り、可能であればニューメキシコ州まで足を伸ばしたいと考えている。

* * *

最後に私の旅を記事として連載させてくれたAMW編集部と、66回の長きにわたり付き合ってくれた読者のみなさんに感謝して締めたい。これがきっかけでルート66に興味を持った方、いつの日かアメリカの路上でお会いしましょう!

■「ルート66旅」連載記事一覧はこちら

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  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 佐藤 圭(SATO Kei)
  • 1974年生まれ。学生時代は自動車部でクルマ遊びにハマりすぎて留年し、卒業後はチューニング誌の編集部に潜り込む。2005年からフリーランスとなり原稿執筆と写真撮影を柱にしつつ、レース参戦の経験を活かしサーキットのイベント運営も手がける。ライフワークはアメリカの国立公園とルート66の旅、エアショー巡りで1年のうち1~2ヶ月は現地に滞在。国内では森の奥にタイニーハウスを建て、オフグリッドな暮らしを満喫している。
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