クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB

クルマを文化する
REAL CAR CULTURE

AUTO MESSE WEB(オートメッセウェブ)

  • TOP
  • OUTDOOR
  • あえて「何もない」フィアット「デュカト」で自分だけのキャンピングカーを作ろう! DIY派が喜ぶ断熱・防振済みの車内とは?
OUTDOOR
share:

あえて「何もない」フィアット「デュカト」で自分だけのキャンピングカーを作ろう! DIY派が喜ぶ断熱・防振済みの車内とは?

投稿日:

TEXT: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)  PHOTO: 勝村大輔(KATSUMURA Daisuke)

  • RVランド デュカト ベースバン:ベースとなっているのは、「L2H2」というミドルルーフの標準ボディ
  • RVランド デュカト ベースバン:正規販売代理店であるRVランドによる新しい提案
  • RVランド デュカト ベースバン:既存のキャンピングカーでは不満という人がDIYで自分だけの1台を作るためのにスケルトンになっている
  • RVランド デュカト ベースバン:回転式キャプテンシートを装着
  • RVランド デュカト ベースバン:この状態でバイクのような大きなものを運ぶのにも便利だし、家具を設置して自分だけのキャンピングカーを作ることも可能
  • RVランド デュカト ベースバン:天井まで板張りで暖かい雰囲気
  • RVランド デュカト ベースバン:天井に照明が埋め込まれている
  • RVランド デュカト ベースバン:外壁と内壁の間には、防振用のマット、遮熱用シート、断熱材が挟み込んである
  • RVランド デュカト ベースバン:板張りの内装にラッシュベルトなどを固定できるエアラインレールを埋め込んである
  • RVランド デュカト ベースバン:断熱材を入れ、フロアだけでなく壁面、天井も全て板張りとすることで凹凸をなくしてフルフラット化

車内をどうするかはあなた次第! スケルトンのデュカト

2024年7月20日~21日に開催された「東京キャンピングカーショー2024」の会場には、数多くのキャンピングカーが集結しました。フィアット「デュカト」をベースとしたモデルが多い中で、RVランドが初披露したのは、家具など何も搭載していない内装レス状態の「デュカト ベースバン」でした。どんな使い方を想定しているのか聞いてみました。

あえて何も搭載しないDIYに嬉しいベースバン

現在キャンピングカーのベース車両として世界的に大きなシェアを持っているのがフィアット「デュカト」だろう。大きな車体と最新のディーゼルターボエンジンで、快適な移動が可能。また高さや長さが数種類設定されているので、ベース車両としても選びやすいというメリットがあるのだ。東京キャンピングカーショーでも会場を見渡すと、大型キャンピングカーのほとんどがデュカトベースとなっており、まさに独壇場といった感じだ。

今回はそんなデュカトの中でもかなり変わった車両を紹介しよう。展示車両の中を見るとまさかのカラッポ。何もないのだ。そう、この車両はフィアット デュカトの正規販売代理店であるRVランドが展示していた、その名も「デュカト ベースバン(DUCATO BASE VAN)」。気になる詳細を聞いてみた。

パネルバンをベースに面倒な断熱処理のみ施工済み

デュカト ベースバンのコンセプトは、「無限の拡張性を楽しむバン」。既存のキャンピングカーでは不満という人がDIYで自分だけの1台を作るためのにスケルトンになっているのだ。豪華装備を競い合うキャンピングカーショーで、何も入っていない車内は逆に目立っていた。

とはいえ、パネルバン状態のまま販売するのではなく、断熱材を入れ、フロアだけでなく壁面、天井も全て板張りとすることで凹凸をなくしてフルフラット化し、これにラッシュベルトなどを固定できるエアラインレールを埋め込んであるのだ。

この状態でバイクのような大きなものを運ぶのにも便利だし、家具を設置して自分だけのキャンピングカーを作ることも可能。リモートワーク用のモバイルオフィスにすることもできる。まさに可能性は無限大というわけだ。

アイデア次第で車内の使い方は無限大

ちなみに会場にディスプレイされた車両は、壁面の一部があえてカットされ、内部の状態が見えるようになっていた。まずは外板の裏側に防振用のマットを貼り、その次に遮熱用のシートを設置。最後に内壁との隙間に断熱材を挟み込んである構造となっているのだ。これでクーラーを取り付けても効率よく車内を冷却できるだけでなく、車内もかなり静かになるはずだ。

デュカト ベースバンのベースとなっているのは、「L2H2」というミドルルーフの標準ボディとなっている。標準ボディでも何もない車内は想像以上に広く、車内でテントを張ってキャンプができそうなほどだ。バイクのトランスポーターとして使うなら、4台は載せることができるだろう。そのほかにもアイディア次第であらゆる用途に使えそうだ。

すべて表示

 

 

 

 

 

 

 

RECOMMEND

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

 

 

 

 

 

 

 

人気記事ランキング

MEDIA CONTENTS

WEB CONTENTS

AMW SPECIAL CONTENTS