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20歳女子レーサーがトヨタ70系「スープラ」に乗ってみた!「4000回転からターボがキタキター! って感じです!」【令和女子旧車に乗る】

20歳女子レーサーがトヨタ70系「スープラ」に乗ってみた!「4000回転からターボがキタキター! って感じです!」【令和女子旧車に乗る】

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 宮越孝政(MIYAKOSHI Takamasa)

  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:トヨタ自動車と新明工業によってレストアされた個体
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:ボディカラーは202ブラックで部分修繕済み
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:この時代のスポーツカーといえばリトラクタブルヘッドライト!
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:ノーズには「2.5 TWIN TURBO」の文字が誇らしげに輝く
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:ホイールは当時人気だったBBS LMを装着している
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:ホイールサイズはフロント18インチ・8.5J、リア18インチ・9.5J
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:リアウイングにストップランプが備わる
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:マフラーはHKS製に換装されている
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:「えっ! 純正で280馬力もあるんですか! 凄い!」
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:1JZ-GTEエンジンは2.5L直列6気筒DOHCツインターボで最高出力280ps
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:ダッシュボードをはじめオリジナル度の高いコクピット
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:「ドア内装の取っ手が86と同じ感じですね。必要なデザインは現代のクルマにも受け継がれている感じがします」
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:メーターがずらりと並んだ、これぞスポーツカーという佇まい
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:「今のクルマに無いもので驚いたのが、コイン入れです。たしかに今だったらETCが当たり前ですものね」
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:ステアリングやシフトノブは本革で巻き替えている
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:フロアカーペットは純正で、マットは社外品
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:ホールド性の高いスポーツシート
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:シートは全席表皮張り替え済み(本革/ファブリック)
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:ハッチバックなのでリアのラゲッジスペースは使いやすくなっている
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:「短いストレートでもバッと加速してくれる印象ですね」
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:「この緩急のついたフェンダーのラインが好きです」
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:今どきのクルマにはない、ターボカー! っていうトルクの出方と音が好きです」
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:女性だけのモータースポーツカテゴリー「KYOJO CUP」で2023年シーズンに4輪レースデビューした佐々木藍咲選手
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:若干落とされた車高は、TEINの車高調キットFLEX Zによるもの
  • トヨタ スープラ 2.5GTツインターボ:このクルマはVintage Club by KINTOでレンタカーとして利用可能

トヨタ自動車と新明工業がレストアしたレンタカーの70スープラ

旧車好きな20歳の女性レーシングドライバー佐々木藍咲(ささき らみ)選手に、さまざまな旧車に試乗してもらって今どきの若者目線の素直なインプレをお届けする企画。今回は旧車のレンタカーサービスを展開する「Vintage Club by KINTO」の協力のもと、1992年式のトヨタJZA70型「スープラ 2.5GTツインターボ」に乗ってみました。

ブリスターフェンダーのスタイルに惚れ惚れ

女性だけのモータースポーツカテゴリー「KYOJO CUP」で2023年にレースデビューした佐々木藍咲さんは、2004年生まれの20歳。じつは大の旧車好きで、この企画を通してさまざまな旧車に触れてきたわけだが、毎回、その日試乗するクルマと初対面のときは、新鮮そうにそのクルマをまじまじと見ている姿が印象的で、本当に旧車が好きなのが伝わってくる。

今回は旧車のレンタカーサービスを展開する「Vintage Club by KINTO」の協力のもと、1992年式のトヨタ3代目JZA70型「スープラ 2.5GTツインターボ」を試乗してもらった。このクルマはトヨタ自動車と新明工業によってレストアされた個体だ。

1980年代から1990年代の高性能モデルには、さまざまなエクステリアの特徴がある。そのひとつがブリスターフェンダーであり、佐々木さんの心に刺さっている様子だった。

「この緩急のついたフェンダーのラインが好きです。オーバーフェンダーも好きですけど、こういうフェンダーも良いですね! なんていうんだろう……え? ブリスターフェンダーって言うんですか? 初めて知りました!」

なお、1986年にA70系スープラが登場した当初は、5ナンバーサイズとなる全幅1690mmとなっていたが、1987年以降に海外仕様と同じブリスターフェンダーを装着したワイドボディが追加されて、全幅は1745mmとなっている。3.0Lエンジン搭載車やターボエンジン搭載車などがワイドボディ仕様で、今回試乗した2.5GTツインターボも当然ワイドボディだ。なお、2.5GTツインターボは、1990年のマイナーチェンジで3.0Lエンジンと入れ替わる形で設定されたトップグレードとなる。

愛車の86との共通点も発見

そして、室内に座り込むとマイカーであるトヨタ「86」との共通点を見つけたようであった。

「ドア内装の取っ手が86と同じ感じですね。必要なデザインは現代のクルマにも受け継がれている感じがします。あと今のクルマに無いもので驚いたのが、コイン入れです。たしかに今だったらETCが当たり前ですものね。あと、インパネとかコラム類が、今日一緒に乗ったセリカXXと比べると、かなり現代的になっている感じがします」

なお、「この時代なのに電動でシート調整ができるんですか!?」と驚いていた装備がパワーシートだ。スープラはグループAレースなどで活躍したスポーツカーでもあるが、バブル真っ盛りの高級GTとして豪華な装備が求められた背景もあった。そんなこともあり、上級グレードにはこうした装備が備わっていたのだ。

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