ドアを開けると真っ赤なインテリアが広がる
フロント同様にリアスタイルも印象的だ。独自のワイドボディに加え、エアサスによって着地スタイルにすることでエグイ設定のキャンバー角をアピール。ほかにも中央にセットしたサブタンクやワンオフ製作のマフラー、LEDによって作り込んだテールレンズによって、カスタムカーならではの雰囲気をより高めている。
また、このクルマはインテリアもド派手で徹底した作り込みになっている。基本的に赤系の生地を使い、ダッシュボード、シート、ドア、フロアマットはそれぞれ微妙に色を変えている。メーターパネル、センターコンソールパネル類はラップペイントで装飾し、ラゲッジルームにはスピーカーベースを製作。そこにロックフォード製のオーディオシステムをマウント。もちろん光物も仕込んで、魅せるオーディオスタイルにしている。
このワゴンRは、これまで“ナオ吉”さんがVIP、ワゴン、ミニバンカスタムで培ったノウハウをすべて注いで製作されている。まさに集大成となる今回の作品は当初の狙い通り、カスタムイベントでセダンやミニバンに負けない存在感を発揮していた。
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