高速道路でもキャビンへの風の巻き込みは軽微
スパイダーは鮮やかな水色の新色「トウキョウシアン」が素敵〜。スパイダーにはカーボンをふんだんに使ったラグジュアリー・バージョンの「TechLux Spec」というパッケージが装備され、たださえオープンモデルで華麗なのに、さらに華やかさMAX!
試乗は東京都内~大黒パーキングエリアの往復コースで、大黒パーキングエリアで車両チェンジ。まず出発時に必須なのは、車高を上げる操作スイッチの場所確認よ。ちょっとした段差でも車高を上げないと擦ってしまうので、要注意! そしてルーフの開閉スイッチの場所確認も大事。いくら暑くても、オープンカーなら一度はルーフを開けてみないとね。車内の風の巻き込みチェックは重要よ~。
実際に走らせると、高速道路でもキャビンへの風の巻き込みはほぼゼロ。ルーフを開けて帽子を被っても心配いらないわね~。開閉時間はわずか11秒で、時速50km/h以下なら走行中でも開閉できるから嬉しいわ~。しかも、オプションの透過率を変更できるエレクトロクロミックガラスパネルによって眩しくなかったわ!
最高出力700ps、最大トルク720Nmを発揮
スパイダーは3L V型6気筒ツインターボとEモーターを組み合わせ、バッテリーパックは5個のリチウムイオンモジュールで構成されるわ。実効容量は7.4kWhで、EV航続可能距離は33kmよ。システム全体の最高出力は700ps、最大トルクは720Nを発揮するわ。そして車両重量は1477kg。0-100km/h加速はクーペと同じ3秒を実現し、最高速度は330km/h。
久しぶりに車高の低いクルマに乗ったら、やっぱり楽しかった~! さすがに真夏の太陽の下では暑すぎるから途中でルーフを閉めちゃったけど、秋の足音が聞こえはじめた今日この頃。朝夕は気持ちのいいオープンカーライフを楽しめるはず。
車高が低いから駐車場やコンビニなどの出入りに気を使うけど、その代わりにハイパーカーならではの走行ができるし、スパイダーならさらにオープンエアを楽しめるわね。そうそう、ドライブモードは4つで、Eモード、コンフォート、スポーツ、トラックを装備するわ。排出量ゼロのEモードはノイズレスで振動もないから、朝晩の住宅街などのシチュエーションで嬉しいポイントね。
スポーツモードやトラックモードにすると、迫力のあるエキゾースト音と走りを楽しめるわよ〜。なかでもトラックモードは回生ブレーキが強く効いて電気を貯める効果がアップし、高電圧バッテリーの充電速度が最大になるのよ。進化するマクラーレンの最新情報でした~。