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ダイハツ「タントカスタム」を内外装ワインレッドに統一! ダイヤステッチのキルティングで高級感アップ!…サウンドも一切手抜きしない理由とは

ダイハツ タントカスタム:インテリアもレッドでコーディネート

小さくとも威風堂々とした姿で魅せる

2024年6月9日に岡山国際サーキットで開催された「KING OF K-CAR MEETING vol.9」で遭遇したダイハツ「タントカスタム」乗りの鈴木健太さん。日本一のカスタム軽カー決定戦である「KING OF K-CAR」を制覇するために、鈴木さんははるばる千葉県成田市からこのイベントに参加。純正スタイルを崩さずにより勇ましく、威風堂々とした自信に満ち溢れたフォルムに仕上がっていました。

ロワードスタイルを極める

鈴木健太さんの愛車であるダイハツL175S型「タントカスタム」の所有歴は、今年で13年目。その間、少しずつ仕様変更を繰り返し現在の姿になったという。具体的な仕様は、フロントスポイラーは純正ハーフスポイラーにワンオフフラップを追加。サイドステップもワンオフフラップをセットし、リアは純正ハーフスポイラーに加え、ワンオフマフラーにテール加工を施す。また、フロントの勇ましい表情はFRP製バッドフェイスボンネットを装着。厳つい雰囲気のフロントフェイスが鈴木さんの自慢だ。

激しくロワードさせたスタイルは、T-DEMAND(ティーディメンド)製のエアサスによって作り出している。車高ダウンに伴い、フェンダーにはもちろんツメ折り処理、リアは30mmほどアーチ上げ加工を施し、前後タイヤがインナーハウスにほぼゼロクリアランスで収まるようにセッティングしている。

ホイールは鍛造削り出し3ピースモデルのBARRAMUNDI(バラマンディ)製SNOOK(スヌーク)の16インチを選択。切削感のある表面処理とシャープなイメージが特徴のホイールはこの鋭い印象のクルマにマッチし、足元を煌びやかに演出している。また、このホイールディスクの奥にチラッと見えるブレーキシステムにも注目したい。スリットローターとアルミ製4ポッドキャリパーの組み合わせは、性能面だけでなくビジュアル面においてもインパクトを高める演出効果をもたらしている。

音圧重視の魅せるオーディオを搭載

ボディカラーはもともとホワイトだったが、カスタムを進めていくうちにより激しく主張するカラーを求めて濃いレッドにオールペン。カラーチャートは不明だが、日産の純正レッドということだった。インテリアもこのカラーに合わせ、レッドでコーディネートしている。ダッシュボード、ドアパネル、ルーフ、BRIDE製シートも含め、すべて同じ生地を使って張り替えているが、一層ゴージャスに魅せるために、ゴールドのダイヤステッチのキルティング生地を部分的に使用してアレンジしている。

また、このタントカスタムは、セカンドシートとラゲッジスペースにカスタムオーディオを搭載し、ハイパワーで音楽を奏でられるように作り込んでいた。システム構成はヘッドユニットがカロッツェリアDEH-P01、アンプがキッカーKXA1600.1を1基とキッカーKXA400.4を2基、スピーカーがキッカーKSシリーズの6×9インチサイズを4基、キッカーのL7R 15インチを2基を組み合わせ、音圧重視で製作している。

派手なカスタムカーはたくさんある。しかし鈴木さんのタントカスタムは、バランスを考え、トータルコーディネートで魅せる作り込みが特徴だった。よく見るとさりげないこだわりが隠されていて、玄人好みの鋭い演出が光る1台であった。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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