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新車価格の約半分! BMW「i8」は1000万円を切った! 10年経っても色褪せないルックスがカッコイイPHEVは、いま手に入れておくべき物件かも!?

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TEXT: 山崎元裕(YAMAZAKI Motohiro)  PHOTO: 2024 Courtesy of RM Sotheby's

魅力的なオプション付き

出品車のi8は2014年に生産されたモデルで、アイコニック・シルバーにBMW iブルーのアクセントを効かせ、カラム・スパイス・グレーのレザー・インテリアで仕上げられている。20インチのBMW iライト・アロイ・ホイール、盗難防止アラーム・システム、ストレージ・パッケージ、ヘッドライナー(アンスラサイト)、BMW iブルー・シートベルト、パーク・ディスタンス・コントロール、アンビエンス・ライティング、コーナリングライト付きLEDヘッドライト、アクティブ・ドライビング・アシスタント、ヘッドアップ・ディスプレイ、Harman/Kardonプレミアム・サウンド、Bluetoothおよびスマートフォン・インターフェイスを備えた、i8のオプションの中で最も高価な、当時の価格で1万800ドルのピュア・インパルス・ワールド・パッケージを装着して工場から出荷。その後カリフォルニア州からアメリカへと入国し、フロリダ州で新車販売された記録が残されている。

RMサザビーズはこのi8に、8万〜10万ドル(邦貨換算約1138万円〜1423万円)のエスティメート(予想落札価格)を設定。最低落札価格の設定もなかったため、じっさいのオークションではそのレンジをさらに下回る、6万1600ドル(邦貨換算約969万円)での落札となった。

それがまだエコなスポーツカーとして十分に魅力的なモデルであることを考えれば、これは非常に買い得感のあるオークションだったと報告してもよいだろう。ちなみに日本市場におけるi8の価格は、2014年当時は車両本体で1917万円(消費税込)だったことを、最後に付け加えておく。

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