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ダイハツ「ムーヴ キャンバス」をカッコ可愛く!…スポコンに『ワイスピ』テイストをプラスして「キャルルック」!? 見れば分かる仕上がりです

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

  • ダイハツ ムーヴ キャンバス:ヘッドライトもウインカーの位置にプロジェクターフォグランプを追加し、ウインカー本体はライトを覆う形状のCマークウインカーリングとしてセットしている
  • ダイハツ ムーヴ キャンバス:リアフェンダーにトリムカバーを付けることでより低く見せる工夫も施す
  • ダイハツ ムーヴ キャンバス:ロースタイルの車高は独立式アクスルサスペンションを採用したことで実現した
  • ダイハツ ムーヴ キャンバス:テールレンズはVWイオス用テールランプを移植
  • ダイハツ ムーヴ キャンバス:ホワイト基調にアクアメタリックブルーをアクセントにポイントカラーを入れたインテリア
  • ダイハツ ムーヴ キャンバス:コブラ製バケットはパールホワイトのシートカバーに張り替えている
  • ダイハツ ムーヴ キャンバス:セカンドシート以降に4点式ロールバー+Xマウントの斜行バーを追加する
  • ダイハツ ムーヴ キャンバス:巨大ウーファー+4連スピーカーボックスにはNOSタンクをツイン装着
  • ダイハツ ムーヴ キャンバス:オーディオシステムが組み込まれたラゲッジスペース
  • ダイハツ ムーヴ キャンバス:ルーフはホワイトアルカンターラ仕上げで、お洒落なアクアメタリックブルーをデザインとしてあしらう
  • ダイハツ ムーヴ キャンバス:内装のイメージはスポコン+『ワイルド・スピード』風ともたとえられる仕上げ
  • ダイハツ ムーヴ キャンバス:サイドステップはミラ トコット用を流用加工でセット。ホイールはゴールドディスクのワーク・エクィップ40をセット
  • ダイハツ ムーヴ キャンバス:センター2本出しのオリジナルマフラーを装着
  • ダイハツ ムーヴ キャンバス:「カッコ可愛い」をテーマにドレスアップを決行した“ひでくる”さんの愛車

目指したのはカッコ可愛いムーヴ キャンバス像

可愛いだけじゃなく、カッコ良さを持つ外観と快適かつ便利でお洒落なインテリアがネイティブ世代に絶大な人気を誇るダイハツ「ムーヴ キャンバス」。ポップでキュートなルックスに惹かれ、女性ユーザーが多いのも特徴です。そんなムーヴ キャンバスをベースに、大阪府在住の“ひでくる”さんは、自らの愛車を「カッコ可愛い」をテーマにドレスアップを決行。ムーヴ キャンバスらしさを崩さずに、おオシャレに街中で映えるスタイルを完成させました。

ミニのカラーでオールペンしたキャルルック

カラーリングはダイハツ「ムーヴ キャンバス」の代名詞にもなっている2トーンカラーのまま、3代目「ミニ コンバーチブル」の純正カラーであるカリビアンアクアメタリックブルーパールにオールペン。このカラーは独特で、メタリックとパールの組み合わによって特別な輝きを放っていた。

よく見るとボディ全体がツルッとした印象を受けるが、これはスムージング処理による効果。なるべく一体感と丸みを帯びた形状を強調できるように、エンブレムレスにするなど、とくに狙ってツルッとしたフォルムを引き出すような細工を施している。

外装のテーマはムーヴ キャンバスならではのVW「タイプ2」(ワーゲンバス)をモチーフに自分なりにアレンジを加え、一部、アメリカ西海岸発祥のキャルルック的なカスタム要素も取り入れながら遊ぶこと。そのキャルルックを印象付けるために、ルーフにはスズキ「ラパン」用をベースに巨大なオリジナルルーフキャリアを製作。キャルルックを強調するべくMOONEYESのライセンスプレートも追加装着した。

また、一見純正風のエアロパーツはフロント、リアともにD-SPORT製をセット。サイドステップはボリュームを持たせ、なおかつボディに巻き込むスタイルを作り出せる「ミラ トコット」用を流用加工でセットしているのがユニークだ。

内装はスポコン&『ワイルド・スピード』風

このムーヴ キャンバス、車高はエアサス装着車なのでベタベタに下がっているが、“ひでくる”さんの話では、通常のムーヴ キャンバスでは、ここまで落とすことはできないという。そのため、このクルマの場合は、サスペンションアームをワンオフで作り出し、独立アクスル化させることで、この車高を実現。あえてアームまで見直す構造にしたのは、ただ車高を下げるだけという理由ではなく、スタイル的にもキャンバー角を付けながらフェンダーアーチ内にタイヤとホイールがきちんと収まるようにするための工夫。求めたのは、極限まで落とせるサスペンション構造ということだった。

一方、インテリアはボディカラーに合わせてコーディネート。ドア、パネルも含めてホワイト基調にアクアメタリックブルーをアクセントにポイントカラーを入れた。内装のイメージはスポコン+『ワイルド・スピード』風ともたとえられる仕上げ。走りをイメージした要素としてシートにコブラ製バケットシートを採用し、セカンドシート以降に4点式ロールバー+Xマウントの斜行バーを追加する。そして、そのセカンドシートより後方はすべてオーディオシステムスペースとして改良。巨大ウーファー+4連スピーカーボックスにはNOSタンクをツイン装着させ、スポーティ感も演出している。

“ひでくる”さんのムーヴ キャンバス カスタムは、まさに創意工夫によって、見えない部分までも徹底的に工夫して作り込みは手抜かりなしといった感じ。その完成度は、男性にも女性にもウケるお洒落なスタイルが魅力的で、まさに狙いのテーマ通りカッコ可愛い1台に仕上がっていた。 

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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