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彼女のトヨタ「クラウン」は当時のハイソカーカスタムを完全再現!「水中花シフトノブ」「シャンデリア」…懐かしアイテムのオンパレードです

彼女のトヨタ「クラウン」は当時のハイソカーカスタムを完全再現!「水中花シフトノブ」「シャンデリア」…懐かしアイテムのオンパレードです

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

インテリアは懐かしのアイテムのオンパレード

スモークの窓ガラスによって隠された内装を確認すると、懐かしい当時物だらけの空間が広がっていた。シートはあえて純正モケットのままで、ステアリングはゴールドスポーク+ウッドのナルディに交換し、水中花シフトノブ、ダッシュボードに「金のなる木」のオブジェ、ぐるぐるドリンクホルダーをセット。光り物も多数セットし、ルームランプにシャンデリアを取り付け、光ファイバーランプなど懐かしのアイテムのオンパレード。ルームミラーにパールネックレスをぶら下げるスタイルも当時のお約束であったことを思い出させてくれる。

通常この手のクラウンならば、ハイソなテーマに沿ってAT車がセオリー。「水中花シフトノブ」でピンときた鋭い人もいると思うが、“ちぃちゃん”さんの愛車は5速MT車である。当時はまだMTがあたりまえで、むしろAT車の方が珍しかった時代だ。高級車のクラウンであってもMT派とAT派に分かれていて、今となってはクラウンのMT車は珍しいという理由から乗り続けているというわけだ。

改造が過激化する一歩手前の時期に存在したハイソカースタイルを再現する“ちぃちゃん”さんのクラウンは、ハイソな仕上げでありながらもウインカーやテールランプのブラックアウト化などを含めて、その後に受け継がれるVIPスタイルの原点ともいえる仕上がりのようにも感じた。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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