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トヨタ210系「クラウン」に「SUPER GT」や「DTM」のスタイルをプラス! カスタムを知り尽くした上級者が製作した渾身の1台は驚愕の仕上がりでした

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

リアの造形はインパクト抜群

フェンダーの前後バランスを考え、なおかつFRスポーツカーとしてエッジを効かせた出幅はフロントが15cm、リアが20cmを超えている。巨大なフェンダーは前後ともに特徴的なディフューザーを備える。フロントからリアへ流れるボディデザインは210系クラウンであることを忘れるくらいにスポーティでカッコよくキマっている。

また、リアはトランクにマウントしている巨大なウイングやディフューザーを備えたバンパーの形状、さらに極太4本出しのハの字型マフラーなど、すべての作りがダイナミックで一度見たら忘れられない印象を見る者に与えている。

上質なマテリアルでまとめられたインテリア

さすがに210系クラウンのカスタムの頂点を目指すべく作った1台だけに、内装もすみずみまで上質なマテリアルが行き渡った空間に息を呑む。なかでもプラネタリウムのような明滅光が頭上できらめくスターライト・ヘッドライナーは、幻想的な空間を演出。これはロールス・ロイスで純正オプション採用されているもので、まさにエグゼクティブを標榜するにふさわしい一手といえるだろう。

カスタムを知り尽くした男が作った自信作はあらゆるところに魅せる要素があり、まさに考え尽くされた1台だ。クラウンらしさを残しながらもスポーティかつレーシーなアプローチによって、アグレッシブなスタイルを完成させる。カスタム上級者、プロといってもいい服部さん渾身の1台は、誰が見てもその完成度の高さに思わず感嘆の声をあげるほどの仕上がりであった。ちなみに、服部さんはこのクルマを普段使いしている。したがって、公認仕様ということである。

>>>2023年にAMWで紹介されたクルマを1冊にまとめた「AMW car life snap 2023-2024」はこちら(外部サイト)

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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