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岩城滉一氏や横浜銀蝿がゲスト登場した「IKURA’s American Festival」が熱かった! マニアックなクルマが集まったイベントをレポートします

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TEXT: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)  PHOTO: 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)

  • 超ビッグなピックアップ、シボレー C4500 コディアック
  • 日本のミニバンとはスケールが違うダッジ ラムバン
  • 『チキチキマシン猛レース』に出てきそうな雰囲気のフォード ロードスター
  • ホンダ N360やスバル 360が展示販売されていた
  • かなり珍しい日産 ケンメリワゴン。価格は770万円であった
  • ニューヨークで“イエローキャブ”として活躍する日産 NV200バネットのカスタムカーも勢揃い
  • ショートコースではアメリカンマッスルカーのレースが開催された
  • 見渡す限りローライダーという圧巻の光景
  • トヨタ 初代カローラバン(左)、シボレー パネルトラック(右)
  • 懐かしのポンティアック トランザムが展示されていた
  • シボレー コルベット
  • ハイドロサスでクルマを踊らせるホッピングバトルも開催!
  • シボレーなどのアメ車が会場に集結した
  • フォード マスタング シェルビーGT350
  • シボレー インパラ
  • ゼロヨンの最高峰であるトップフューエルによる本気の走りが披露された
  • ショートコースでは国産旧車のレースが開催されていた
  • サーキット走行を楽しんだフォード マスタング
  • ステージ上では炎天下の中、アメ車と旧車が大好きなソウルシンガーのイクラちゃんこと井倉光一さんが観客を沸かせる!
  • 横浜銀蝿の翔さん(左)とソウルシンガーのイクラちゃんこと井倉光一さん(右)
  • 現役バリバリの「横浜銀蝿」は現在3人で活動。左奥からTAKUさん、翔さん、Johnnyさんだ。みなさんカッコよすぎるぜ
  • 横浜銀蝿の翔さん(左)、Johnnyさん(右)
  • LIVEは「つっぱりハイスクールロックンロール」をはじめ「お前サラサラサーファー・ガール おいらテカテカロックン・ローラー」など懐かしの名曲ばかりで盛り上がった
  • 横浜銀蝿の翔さん
  • 横浜銀蝿のTAKUさん
  • 横浜銀蝿のJohnnyさん
  • Z1、Z2、KZシリーズなど、カワサキZ乗りによる恒例のパレードランが開催された
  • Z1、Z2、KZシリーズなど、カワサキZ乗りによる恒例のパレードランが開催された
  • Z1、Z2、KZシリーズなど、カワサキZ乗りによる恒例のパレードランが開催された
  • Z1、Z2、KZシリーズなど、カワサキZ乗りによる恒例のパレードランが開催された
  • ハーレーダビッドソン FLHR ロードキング
  • ハーレー ダビッドソンなどのバイクが会場に集合した
  • 鮮やかなカラーリングを施したハーレー ダビッドソン
  • レッドのボディが美しいハーレーダビッドソン
  • 会場には帽子や小物なども販売された
  • 会場にはアメリカンな雰囲気が漂うアパレル用品がズラリと並ぶ
  • 伝説のバンド「横浜銀蝿」が登場。来場者のハートを熱くさせる
  • シボレー シルバラード

日本最大級のアメリカンモータースポーツイベント

アメ車やアメリカンバイク好きで有名なソウルシンガーのIKURA(イクラ)ちゃんこと井倉光一さんがプロデュースする「IKURA’s American Festival」=通称「アメフェス」が2024年も真夏の7月28日(日)、静岡県の富士スピードウェイで開催されました。マニアックな車両が大集結したアメフェスの様子をレポートします。

マニアックな車両が大集結

毎年恒例、アメリカンモーターカルチャー好きに向けた大規模屋外フェスとして開催される「IKURA’s American Festival」は、単なるカー&バイクのカスタムショー、ディーラーブースやスワップミートだけに留まらないのが特徴。このイベントはIKURA(イクラ)ちゃんこと井倉光一さんが主催し、アメリカンモータースポーツとカスタムカルチャー、そして熱く弾けた音楽ライブとの融合をテーマに、毎年往年のアメ車やハーレーダビッドソン、カワサキ「Z」シリーズ、国産旧車、オールドフォルクスワーゲン、そしてカスタムオーディオカーといったマニアックな車両が大集結する。

会場となった富士スピードウェイのメインスタンド裏イベント広場には、ド派手にカスタムしたアメ車やハーレーダビッドソンがズラリと並ぶ。その中には、激しすぎるチョッパー仕様やビッグタービン装着のターボ化ハーレー、さらにソウルペイントのローライダーや日本の「ハコスカ」「ブルーバード」といった懐かしの名車まで、乗り物好きならば必ず興味の対象になるであろうマニアックなマシンが勢揃い。さらに各物販出展ブースのトランスポーターもマニアックなカスタムを施し、このイベントを何度も訪れている人は「じつはこちらも大きな見どころになっている」と話す。

迫力満点のドラッグレースを開催

富士スピードウェイのレーシングコースでは、メインストレートを使ってドラッグレースを開催。ストリートドラッグ、ファニーカー、トップフューエルといったマシンが1/4マイル(約402m)を圧倒的な速さで駆け抜け、ハイパワーマシンがド派手なバーンアウトでタイヤスモークを出すパフォーマンスにギャラリーは沸き立った。そして、そのままロケットスタートをキメてありえない加速を披露する光景はまさに圧巻。そのけたたましい排気音とともに迫力満点である。

ドラッグレース後は、ハーレーダビッドソン、インディアン、カワサキ「Z」シリーズによるサーキットパレードランを開催。これはバイクで来場した希望者が富士スピードウェイのサーキットコースを走れる人気イベントで、主催のイクラちゃんはもちろん、なんとゲストに俳優の岩城滉一さんを招き、一緒に走行体験ができるスペシャルな催しになっていた。

ライブのゲストに永遠の不良ロックバンド「横浜銀蝿」が登場

その後、メインステージではイベントのクライマックスへと突っ走るイクラちゃん率いるIKURA&FUNKEE STYLEのライブがスタート。このステージには毎年素晴らしいスペシャルゲストが招かれるが、2024年はなんと永遠の不良ロックバンド「横浜銀蝿」が登場。あの大ヒット曲「ツッパリHigh School Rock’n Roll」をはじめとしたヒット曲の連発で、昭和世代は完全にノリノリのハイテンション! このライブを観ながら若かったあの頃の思い出にどっぷり浸る来場者の姿があった。

昭和世代はもちろん、若いカスタムファンを含め、世代を超えて楽しめるモーターカルチャーの祭典がアメフェスの魅力。年に1度の恒例のお祭りだが、さすがに近年の猛暑がツライとイクラちゃんはいう。なので、ひょっとしたら2025年は春の開催なんてこともあるかも知れない。

いずれにしてもこのイベントは日本のモーターカルチャーの熱さ、熱量を感じることができるイベントであり、乗り物好きなすべての人が盛り上がれる催しになっているので、まだ行ったことがない人はぜひとも来年は遊びに行ってみてはいかがだろうか。

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  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 青木邦敏(AOKI Kunitoshi)
  • 1969年生まれ。某出版社でドレスアップ誌、チューニング誌の編集長を歴任。2006年に自動車・バイク専門の編集プロダクション株式会社バーニーズを設立。自動車専門誌をはじめ、チューニング、カスタム系、旧車、キャンピングカー、アウトドアに関する媒体を新たに立ち上げる。これまでの愛車は、セリカXX、スカイライン、AE86、AE92、シビック、スープラ、シルビア、180SX、ロードスター、RX-7、BMW850iなどなど。他にもセダン系、バン系、ミニバン系など数多くのクルマを乗り継いでいる。
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