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20歳女子レーサーが日産S130「フェアレディZターボ」に乗ってみた!「100キロくらいからキンコン鳴って感動しました!」【令和女子旧車に乗る】

20歳女子レーサーが日産S130「フェアレディZターボ」に乗ってみた!「100キロくらいからキンコン鳴って感動しました!」【令和女子旧車に乗る】

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TEXT: 西川昇吾(NISHIKAWA Shogo)  PHOTO: 宮越孝政(MIYAKOSHI Takamasa)

  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:S130型としては最終モデルの1983年式
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:フェアレディZの歴史の中で初めてターボエンジンが搭載されたモデルとなる
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:ビッグパワーのエンジンに対応すべくボンネットにはダクトが設けられている
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:初代S30型のデザインをもとにさらに空力を追求してシャープな表情となった
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:足元にはワタナベホイールを装着
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:ターボモデルは1982年10月に追加され、翌年9月にフルモデルチェンジしたため、希少な存在
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:国産車で初めてTバールーフが採用されたのもS130型フェアレディZ
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:ボディサイズは初代S30型よりも拡大した
  • 「出はじめた時代のターボエンジンなんですけど、下からトルクがあってドカンっと来る感じがなく、スーっとトルクが出てくる感じで扱いやすくて乗りやすいです」
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:L20ET型2.0L直列6気筒ターボエンジンはカタログ値で145psを誇った
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:綺麗なコンディションが維持されたコクピット。ステアリングはナルディを装着
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:速度計は190km/hまで刻まれている
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:ダッシュボード中央部には3連メーター
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:トランスミッションは5速MT
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:高機能なラジカセがラグジュアリーなGTカーであったことを物語る
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:センターコンソールにはTURBOの文字が輝く
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:フェンダーミラーは電動調整式
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:「ブレーキが奥で効きはじめる感触なので、踏みはじめの不安感はありますね」
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:ドアパネルのコンディションも良好
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:サイドウインドウは電動式だ
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:大幅なレストアをせずに今日まで定期的なメンテナンスと、その都度の修理でコンディションを維持してきた個体
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:ハッチバック2シーターならではの広く使い勝手のよさそうなラゲッジルーム
  • 「高速域になるとスピードメーターも赤く光るんですね」
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:「レスポンスはやや遊びがある感じですけど、街中ではそれが楽に感じられて、なんだかGTカーだなぁって感じです」
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:フェアレディZの歴史の中で初めてターボエンジンが搭載されたモデルとなる
  • 日産 S130型 フェアレディZターボ:ボディサイズは初代S30型よりも拡大した
  • 「S30に角を付けたような印象ですね。なんだか、ちょっとロボット的な雰囲気を感じます」

S30に憧れる佐々木藍咲選手、今回は後継のS130フェアレディZをドライブ

旧車好きな20歳の女性レーシングドライバー佐々木藍咲(ささき らみ)選手に、さまざまな旧車に試乗してもらって今どきの若者目線の素直なインプレをお届けする企画。今回は埼玉県のプロショップ「エスコート」の協力のもと、1983年式の日産2代目S130型「フェアレディZターボ」に乗ってみました。

エスコートが管理するグッドコンディションの1983年式ターボ

女性だけのモータースポーツカテゴリー「KYOJO CUP」で2023年にレースデビューした佐々木藍咲さんは、2004年生まれの20歳。じつは大の旧車好きで、旧車ショップのツーリングに参加したり、SNSで見つけたお気に入りの旧車の画像を保存するなど、プライベートでも旧車を楽しんでいる。

今回は今年で41周年を迎えるL型エンジンチューニングのスペシャリスト「エスコート」の協力のもと、1983年式の日産S130型「フェアレディZ」に試乗してもらった。今回試乗したのは最終型のターボグレードで、希少なモデル。フェアレディZの歴史の中でも初めてターボエンジンが搭載されたモデルだ。

S30からZ31へと続くフェアレディZの歴史を体感

好きな旧車は? と聞くと初代S30型フェアレディZの名を上げる佐々木さん。その後継モデルとなるS130型には、やはりS30型を感じさせるポイントがあるようだ。

「時代の流行りだったのかもしれないですけど、S30型に角を付けたような印象ですね。なんだか、ちょっとロボット的な雰囲気を感じます。あと、どこかZ31型(3代目)を思わせるような雰囲気も感じたり……。S30とZ31の要素が集まっている感じなので、当たり前ですけどフェアレディZの歴史の中にいるなということを感じるデザインですね」

そして、室内に座り込むとその状態の良さに驚いていた。

「おおっ! 中めっちゃキレイでビックリしました! 3連メーターがあるダッシュボードとか、S30型の雰囲気を残しつつも、いろんなスイッチがあってハイテクになっていく時代の過渡期を感じます」

なお、佐々木さんが内装のキレイさに驚いたこのエスコートのS130は、大幅なレストアをせずに今日まで定期的なメンテナンスと、その都度の修理でコンディションを維持してきた個体だ。社外パーツもほとんど付いておらず、変更されているのはホイール程度とのこと。

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